先立ってパク氏は、検察の調査過程で人件費19億ウォン(約1億9000万円)を虚偽計上し、横領したという部分に対して認めたという。これついてノ弁護士は、「これまでパク氏はすべての横領疑惑を全面否認してきたが、今回初めて一部疑惑を認めた。しかし依然として多くの容疑については否定していると聞いている。詳しい内容は公訴状で確認できるが、控訴状は一次公判期日以後に確認できる。まだ一次公判の期日は決まっていない」と説明している。
またパク・スホンとパク氏が合意する可能性については、「現在は合意の意思は感じられない。容疑全体を認めたわけでもなく、被害額を復旧するという意志もないため、合意は考慮していない」と一線を引いた。
なおパク氏は、ソウル西部地検から特定経済犯罪加重処罰法上横領の疑いで拘束起訴された。パク・スホンの兄嫁であるパク氏の妻も、一部共犯として在宅起訴されている。
検察は、パク氏が2011年から昨年にかけて、会社の資金とパク・スホンの個人資金61億7000万ウォン(約6億1700万円)を横領したと見て起訴した。これに対してパク・スホン側は、実兄夫婦に対して民事訴訟を追加提起し、被害額が計116億ウォン(約11億6000万円)だと主張した。
そして最近では、検察での対質調査に同席していたパク兄弟の実父が、急にパク・スホンに暴行を加え、横領は自身がやったと供述したことが大きな話題となった。
(記事提供=OSEN)