Netflixで配信中の韓国ドラマ『シスターズ』がベトナム戦争を歪曲したという理由で、ベトナムNetflixでの配信が中断された。
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『シスターズ』(脚本チョン・ソギョン、演出キム・ヒウォン)の制作会社スタジオドラゴン側は10月7日、本紙『スポーツソウル』に、ベトナム戦争など一部の設定と関連した憂慮について「今後、コンテンツ制作において社会的・文化的な感受性を考慮し、より一層注意を払う」と明らかにした。
同ドラマでは、ベトナム戦争に参戦したウォン・ギソン将軍が“幽霊蘭”として知られる青い蘭を国内に持ってくる様子が描かれた。
そんななか「韓国兵1人がベトナム兵20人を殺すことができる」「ある軍人は100人も殺した」「韓国軍人はベトナム戦争の英雄だ」など、ウォン将軍のセリフが議論となった。
以降、現地ではドラマの配信を止めなければならないという声が高まり、ベトナム放送電子情報局(ABEI)の書面要請により、サービスが中断されたと伝えられた。
なお『シスターズ』は、貧しいなかで育った3姉妹が韓国で最も裕福で有力な家門に、各自の方法で対抗する物語を描くドラマだ。毎週土・日21時10分から、韓国tvNで放送中だ。
■ドラマ好きは必ず観るべき!『シスターズ』が名作であると断言できる理由
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