検察の対質調査で父親に暴行を受けたパク・スホンが非対面での調査を終えた。実兄の横領などの犯罪に対する結果は、早ければ今週中にも出る見通しだ。
【注目】「実兄に横領された」パク・スホンの“骨肉の争い”とは?
10月5日、パク・スホンの法律代理を引き受けた法務法人エスのノ・ジョンオン弁護士は、韓国メディア『OSEN』の電話インタビューで、「パク・スホンが昨夜、検察の非対面対質調査を終えた」とし、「暴行を受け、応急室に搬送されて安定したあと、帰宅してスピーカーフォンを通じて対質調査をした」と説明した。
先立ってパク・スホンは4日午前、ソウル西部地検で予定されていた対質調査に出席し、父親から脛を蹴られるなど暴行を受けた。当時、その場にはパク・スホンをはじめ、被疑者の実兄、兄嫁、参考人として出席した父親が同席していた。
父親の暴行容疑の告訴と関しては悩んでいる状況だという。
ノ・ジョンオン弁護士は、「父親に対する暴行疑惑告訴はまだ決定されていない。まずパク・スホン氏が安定を取り戻すのが先だ」と述べた。
対質調査でパク・スホンの父親は、自身が横領したと主張している。これについてノ・ジョンオン弁護士は、「直系尊属や配偶者の場合、横領などの犯罪は絶対的に刑が免除される」と説明し、「父親がそれを狙って、自身が横領をしたと言っている状況だ。しかしパク・スホンの父親は対質調査で、インターネットバンキングなどの暗証番号について知らないと言った」と明らかにしている。
パク・スホンの兄の特定犯罪加重処罰法上横領容疑に対する結果は、いつ頃出るだろうかという問いには、「早ければ今週中に結果が出るものと見られる」と伝えてくれた。
先立って2021年4月、パク・スホンは兄夫婦がマネジメント法人を設立し、収益を一定比率で分配することにしておきながら、これを守らなかったという疑いで検察に告訴。その後、同年6月、兄夫婦を相手取って86億ウォン(約8億6000万円)の損害賠償を請求する訴訟を提起した。
事件の調査過程で、兄夫婦がパク・スホン個人の通帳から無断で金を引き出した事実を確認し、損害賠償要求額を116億ウォン(約11億6000万円)に引き上げていた。
パク・スホンの兄は今年9月13日から、パク・スホンの番組出演料などの収入を管理しながら巨額を横領した疑い(特定経済犯罪加重処罰法上横領)で拘束中だ。
(記事提供=OSEN)
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