【サブカル日韓】韓国のホラー漫画がドラマ化! 話題の秘密は“イ・ドンウク効果”?  

2019年08月24日 テレビ #韓国ドラマ

184cmの高身長と彫刻のような顔立ちが印象的なイ・ドンウクは、これまで多彩なドラマ作品を通じて世の女性を魅了してきた。特に、昨年日本でも放送された『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(tvN)では死神役を好演し、生まれて初めて人間の女性に恋をした一途で不器用な姿が大きな反響を呼んだ。

そんなイ・ドンウクが今度は狂気に満ちた劇中世界で“不穏な歯科医”を演じるのだから、当然ファンの期待も高まる。彼自身も最近行われたインタビューで「僕にとっても新たな挑戦。イ・ドンウクにはこんな姿もあったんだと感じてほしい」と語っている。

実際に、ドラマ化のニュースが報じられてからLINEマンガには「イ・ドンウクが出るから読みにきた」というコメントが続々と寄せられており、肝心の作品に対する評価も上々。韓国と同様に注目され始めている。

イ・ドンウク(写真提供=OCN)

さらに言えば、イ・ドンウク演じるソ・ムンジョは、原作にないオリジナルの登場人物だ。ファンからすれば、イ・ドンウク目当てで作品を読んでいるにも関わらず、彼が劇中でどのような姿を見せるのかがまったく未知数なのである。話題性のわりに事前情報が少ないという点もまた、『他人は地獄だ』が予想外の注目を集める要因なのだろう。

ドラマ化をきっかけに、原作コミックもじわじわと人気が上昇している『他人は地獄だ』。LINEマンガという大手アプリをプラットフォームとしているだけに、韓国でのドラマの反響によっては日本での放送はおろか、リメイクも夢ではないかもしれない。

(文=姜 由奈)

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