結婚式に親友とされた女優たちが一人も来なかったと報じられ話題になったりもした女優ソン・ダムビに、批判の声を集まっている。
彼女のせいではない。彼女が最近結婚した夫の弟、つまり義弟が原因だ。
先立って9月7日、議政府(ウィジョンブ)地検・南楊州(ナミャンジュ)支庁・刑事1部(ソン・ジョンスク部長判事)は、8月中旬に性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反などの疑いでイ・ギュヒョンを拘束起訴したことを発表した。
元フィギュアスケート韓国代表で現在はコーチを務めるイ・ギュヒョンは今年初め、自身が教えていた10代の教え子に性的暴行を加えた疑いが持たれている。
イ・ギュヒョンは現役時代に1996年長野冬季五輪、2002年ソルトレイク冬季五輪と2大会連続でオリンピックに出場した経験がある。2003年を最後に現役引退後、フィギュアスケートのコーチとして活動していた。
そんなイ・ギュヒョンの実兄が、5大会連続オリンピック出場経験のある元スピードスケート選手のイ・ギュヒョク、つまりソン・ダムビの夫なのだ。
そのニュースが伝わると、一部のオンラインユーザーがソン・ダムビのSNSを訪れ、批判のコメントをつけている。なかには、ソン・ダムビと夫が出演しているバラエティ番組『同床異夢2~あなたは私の運命』(原題)から降板せよとの要求まで飛び出した。
ソン・ダムビは今年5月の結婚後、新婚生活の様子などをSNSに頻繁に投稿してきたが、8月24日以降は投稿していない状況だ。
ソン・ダムビ本人に落ち度はまったくないが、義弟の容疑の内容が悪質であるだけに、当分は議論が続く可能性がある。番組降板などの事態が起きなければいいが、はたして。
◇ソン・ダムビ プロフィール
1983年生まれ。歌手として2007年にデビュー。2009年のドラマ『ドリーム』(原題)で本格的に演技に挑戦し、『光と影』『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』などに出演。特に人気ドラマ『椿の花咲く頃』でアルバイトのヒャンミ役を演じ、注目を集めた。2021年12月に、5歳年上のスピードスケート韓国代表選手だったイ・ギュヒョクとの熱愛が発覚。2022年5月に結婚した。
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