麻薬類投薬で韓国を追放され数年ぶりに入国したが、再び麻薬に手を出したタレントのエイミー(本名イ・ユンジ)が2審で懲役3年を言い渡された。
9月7日、ソウル高裁・春川(チュンチョン)裁判部・刑事1部(ファン・スンテ部長判事)は、麻薬類管理法違反の容疑で起訴されたエイミーに、原審と同じ懲役3年を言い渡した。
裁判所は「イ氏(エイミー)がオ氏(共犯)の暴行、脅迫、強要などでやむを得ず麻薬類を売買、投薬、授受したと見ることは難しい」と、エイミー側の主張を受け入れなかった。
裁判所は起訴された共犯のオ氏にも、原審と同じ懲役3年6カ月を言い渡した。
エイミーは2021年4月末から8月末まで、計6回にわたってヒロポンを投薬した容疑で裁判にかけられた。
エイミー側は1審で「強要され、非自発的に麻薬類を売買・投薬・授受した」と主張したが、懲役3年を言い渡された。その後、1審で懲役2年6カ月を求刑した検察は、控訴審では懲役5年を求刑した。
なおエイミーは2008年に放送されたケーブルチャンネルOliveの『悪女日記』シーズン3に出演し、可愛くすっきりとしたイメージで人気を集めた。彼女が運営していたショッピングモールも大きく成功した。
しかし2012年にプロポフォール投薬で摘発され、懲役8カ月、執行猶予2年の刑を言い渡された。その後の2014年にはゾルピデム投薬で罰金刑に。両親は韓国人だが、アメリカ生まれで市民権者であったエイミーは、アメリカに強制出国となった。
それから数年が過ぎた2021年1月、久しぶりに韓国に入国。しかし同年4月末から8月末まで6回にわたってピロポンを投薬した容疑で検挙され、同年9月には検察に拘束送致された。
■強制追放され今年1月に帰ってきたエイミー、再び麻薬使用容疑で逮捕
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