9月3日に放送開始された『シスターズ』(tvN/Netflixで同時配信)がウェルメイドなドラマの真髄を披露し、ドラマファンを盛り上げた。
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平凡な日常を生きていた三姉妹のオ・インジュ(演者キム・ゴウン)、オ・インギョン(演者ナム・ジヒョン)、オ・イネ(演者パク・ジフ)に起きた些細な変化は、次第に規模を膨らませた。
特に、死んだ秘密の友人から巨額のお金が入ったカバンを受け取ったインジュの“どんでん返し”エンディングは視聴者に戦慄を与えた。
ヒットメーカーの脚本家チョン・ソギョンと、キム・ヒウォン監督のシナジー効果はやはり違った。鋭く走っていく展開、予測を超えたミステリー、よどみなく流麗なミザンセーヌと、俳優たちの隙のない熱演は視聴者を一気に魅了し、爆発的な反応を呼び起こした。
初回の視聴率は、首都圏平均6.9%・最高9.0%、全国平均6.4%・最高8.4%(ニールセンコリア調べ)を記録し、ケーブルと総合編成チャンネルを含む同時間帯の1位で好スタートを切った。
『シスターズ』は、その始まりから違う次元を見せた。細かいストーリーに鋭いメッセージを隠す脚本家チョン・ソギョンの真価を発揮され、キム・ヒウォン監督は巨大な事件に少しずつ流されていく三姉妹の変化を繊細に描き出し、没入度を極限に引き上げた。
ここにリュ・ソンヒ美術監督とパク・セジュン音楽監督など、有名な制作陣が作り出したミザンセーヌは『シスターズ』のユニークな雰囲気を完成した。
個性の強いキャラクターを作り上げた俳優たちの熱演にも好評があふれた。
キム・ゴウンは分別のない長女と人生の重みを持つ大人の顔を自由自在に行き来しながら、物語の雰囲気を調整した。
ナム・ジヒョンも内面に渦を隠したインギョンを繊細に表現し、イメチェンに成功。奥深い末っ子の敏感な心理を描いたパク・ジフの活躍も目立った。
さらに大きく広がる物語を期待させる『シスターズ』は、毎週土・日曜21時10分に韓国tvNで放送中。Netflixでは同日23時から配信される。全12話予定。
(記事提供=OSEN)
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