芸能活動を再開したガールズグループAOA出身のジミンが、観客と向かい合って涙を流した。
8月30日に放送された韓国JTBCのバラエティ番組『2番目の世界』(原題)にジミンが出演し、2年ぶりの復帰を知らせた。
『2番目の世界』は、ガールズグループのメインラッパーによるボーカルサバイバル番組だ。Wonder Girls出身のユビン、AOA出身のジミン、MAMAMOOムンビョル、OH MY GIRLミミ、宇宙少女エクシ、MOMOLANDジュイ、Billlieムン・スア、CLASS:yソンユの8人が参加する。
ジミンは2020年7月、AOAの元メンバーであるクォン・ミナを10年にわたって“いじめた”という疑惑に包まれた。彼女はイメージに大きな打撃を受けてグループを脱退し、芸能活動を中断した。
それから2年が経った。
ジミンは近況について、「家で電気もつけずに、ぼんやりしていたが、何もできず眠れなかった。それでオンニ(お姉さん)が横で一緒に寝てくれた。ただ時間だけが流れた」と明らかにした。
続いて「すごく痩せた。39kgまでなった。人にも会わず、インターネットなしで数カ月間、暮らした。釣りをすると、何も考えなくなる。それが良かった」と話した。
音楽を簡単に諦めることができなかった彼女は、再び心を引き締めた。ジミンは「今すぐ歌えと言われたら、私は不安な状態だ。乗り越えなければならないことは正しいし、これから歌を歌うつもりだ。ずっとこうしているわけにはいかない」と述べた。その一方で、「人々が再び自分を受け入れてくれないのではないか、その恐れと心配が大きかった」と打ち明けた。
彼女は引退を撤回するように映る恐れがあるという姉の憂慮に、「ただ一生懸命にやることしかできないようだ」と答えた。しかし、「(姉が)職業を不名誉に終えたことを非常に気にしていた。いつが最後になるとしても、良い姿をお見せしたい。だから頑張らなくてはならない」と、プレッシャーがあることも明かした。
ステージの裏で途方もない緊張感に包まれたジミンは、「“私が登場したら失望されるかもしれない”という気もして、とても緊張し、何度も歌詞を復唱した。“観客の方々が何の反応も示さなかったらどうしよう”という考えが一番大きい」と心配した。しかし、いざ舞台に立つと、欠点なくステージを消化した。
歌を終えたジミンは、自分自身を「シン・ジミン」と紹介した。そして「とても久しぶりなので今とても緊張して震えている」と口を開いた。その時、数人の観客が「素敵だった」「会いたかった」と声を上げた。ジミンは胸いっぱいの感動に涙を流した。
なお『2番目の世界』は毎週火曜日、20時50分に韓国JTBCで放送中だ。
■「死んで返してやる」発言で再炎上か。ジミン、AOAを脱退・芸能活動中断
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