俳優のイ・ジョンソクが巨大な権力に立ち向かうべく、天才詐欺師として生まれ変わる。
MBCの新金土ドラマ『ビッグマウス』(原題)が、一夜にして恐ろしい濡れ衣を着せられた三流弁護士のパク・チャンホ役を演じるイ・ジョンソクのスチールカットを初公開した。
7月に初放送される『ビッグマウス』は、勝率10%の“生計型”弁護士が偶然任された殺人事件に巻き込まれ、一日で希代の天才詐欺師「ビッグマウス(Big Mouse)」となり、生き残りをかけて巨大な陰謀を暴いていく物語だ。
劇中、イ・ジョンソクが演じるパク・チャンホは、口先だけの性格のため「ビッグマウス(Big Mouse)」と呼ばれる勝率10%の三流弁護士だ。凄惨な勝率のせいで事務所の家賃はもちろん、事務長を務める義父の月給も滞っている。これに耐えられなくなった妻のコ・ミホ(演者イム・ユナ)は「離婚」を言い渡し、いくら頑張っても良くならない状況が次第にパク・チャンホを締め付ける。
こうした中、久しぶりに入ってきた殺人事件の弁護依頼のせいで暗黒世界の帝王「ビッグマウス(Big Mouse)」という汚名を着せられてしまったパク・チャンホ。これに対し、パク・チャンホが自分を脅かす巨大な陰謀の中から無事に抜け出すことができるのか好奇心を抱かせる。
公開されたスチールカットでは、口先だけの弁護士「ビッグマウス(Big Mouse)」から天才詐欺師「ビッグマウス(Big Mouse)になったパク・チャンホの変化を垣間見ることができる。 たとえ「三流弁護士」と冷やかされても、きちんとした身なりで常にプロフェッショナルな面貌を備えていた彼が囚人服を着て傷だらけになった姿は目を引く。
すべてを諦めた虚しい姿だがパク・チャンホの目つきだけは輝いていて、これから迫ってくる新しい嵐を推察させた。果たして、パク・チャンホはたくさんの凶悪犯がいる刑務所で生き残ることができるか。
このように『ビッグマウス』は、巨大な権力の工作によって人生が変わってしまったパク・チャンホを通じて吹き荒れる感情の変奏を表現するイ・ジョンソクの演技変身を予告している。
『ビッグマウス』の制作陣もやはり「イ・ジョンソク俳優は、権力の渦に巻き込まれたパク・チャンホというキャラクターの突然の心境変化を完璧に描き出す予定だ」とし「これまで見たことのないイ・ジョンソク俳優の変わった魅力を期待して良いだろう」と伝えた。
完璧な罠にかかってしまったイ・ジョンソクの必死の死闘が繰り広げられるMBCの金土ドラマ『ビッグマウス』は『ドクター・ロイヤー』(原題)の後続として7月に初放送される。
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