BIGHIT MUSICに所属するBTS(防弾少年団)とTOMORROW X TOGETHERが、並んでグローバルな活躍を見せた。
BTSは5月31日(現地時間)、米ホワイトハウスの執務室でジョー・バイデン米大統領と約35分間、歓談した。ホワイトハウスがBTSを招待し、メンバー7人はバイデン大統領とアジア系を対象にしたヘイトクライムやバイデン大統領の訪韓など、様々なテーマで話を交わした。
全世界に向けて希望と肯定のメッセージを伝えているBTSは、今回のホワイトハウス訪問でも、バイデン大統領が最近署名および発効した「ヘイトクライム防止法案(COVID-19 HATE CRIMES ACT)」に感謝を表し、「アジア系を対象とした嫌悪犯罪の解決策を探すために、僕たちも小さな努力ができることを願う」と話した。
同日、同じBIGHIT MUSICに所属する“弟分”TOMORROW X TOGETHERは、米NBCの人気トークショー『ケリー・クラークソン・ショー(The Kelly Clarkson Show)』に初出演し、グローバルファンの心を掴んだ。
これまで、ニック・ジョナス、ジョン・レジェンド、デュア・リパなど世界的な影響力を持ったアーティストたちがゲストとして出演したことがあり、エミー賞(Emmy Awards)を3回も受賞するなど、『ケリー・クラークソン・ショー』はアメリカ最高のデイタイムトークショーのひとつだ。
ショーの進行役であるシンガーソングライターのケリー・クラークソン氏は、「次に登場するゲストは2019年のデビュー以降、K-POPの世界で恐ろしい存在となった。彼らは“Z世代のイットボーイ”とも呼ばれる。彼らは昨年、E! People’s Choice Awardsの候補に上がり、アメリカで5番目に多く売れたCDアルバムを保有している」と、TOMORROW X TOGETHERを紹介した。
TOMORROW X TOGETHERは、4thミニアルバム『minisode 2: Thursday's Child』のタイトル曲『Good Boy Gone Bad』のパフォーマンスを繰り広げた。『ケリー・クラークソン・ショー』の公式YouTubeチャンネルに公開されたTOMORROW X TOGETHERのパフォーマンス映像は、わずか8時間で視聴数10万回を上回るなど、熱い反応を得ている。
なおBTSとTOMORROW X TOGETHERは、米ビルボードチャートでも並んで存在感を見せた。
BTSは「ビルボードグローバル200」「ビルボードグローバル(アメリカ除く)」「トップ・アルバム・セールス」「ワールドアルバム」「ワールド・デジタル・ソング・セールス」など、いくつかのチャートに名前を挙げてロングランを続けており、TOMORROW X TOGETHERの『minisode 2: Thursday's Child』はメインアルバムチャートである「ビルボード200」チャートで2週連続TOP 10に入った。
同日にアメリカで存在感を示したBTSとTOMORROW X TOGETHER、今後の活躍がますます楽しみだ。
(記事提供=OSEN)
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