5月14、15日の2日間、幕張メッセで開催された「KCON 2022 Premiere in Tokyo」。世界最大級のKカルチャーフェスティバルで、特別な時間を過ごしたのはJO1とJAM(JO1のファンネーム)たちだったかもしれない。
【写真】JO1が「KCON 2022 Premiere」に登場!
2日間のライブで圧倒的なパフォーマンスを披露しただけではなく、イベント初日のライブ前にはトークイベントも実施。JAMたちと楽しいひと時を過ごしたのだ。
オープニングトークの舞台設定は、とあるカフェ。そのコンセプトにちなんで、リーダー・與那城奨が大のコーヒー好きであることを告白。他のメンバーからも「奨君が薦めてくれるコーヒーは本当に美味しい」と声が上がると、與那城も「全員を(コーヒーで)黒く染めようと思います」と場内の笑いを誘った。
もうすぐリリースされるセカンドアルバム『KIZUNA』にからめて、最近感じたメンバー同士の絆について問われると、全員が口を揃えて「帰りの車の中で、みんなで大合唱をします」と明かしたJO1。彼らの仲の良さを感じさせるエピソードに、会場にいる観客たちもほっこりしていた。
そんな中で話題にあがったのは、最近デジタル配信された新曲『YOLO-konde』について。Stray Kidsのバンチャン、チャンビン、ハンの3人によるプロデューサーユニット「3RACHA」から制作・提供され、JO1は作詞を手掛けたという同曲は、配信前からファンの間で話題になっていた。
「ライブで盛り上がれる1曲を作ろうというのが始まり」と名曲誕生のきっかけを明かしたのは河野純喜。
振り付けを担当した川尻蓮も、「めちゃめちゃ良い経験だった。他のメンバーの意見も取り入れて、みんなの思いが詰まった振り付けになった」と満足げだった。
また、メイク担当の大平祥生が「サーカスをイメージしました。サーカスって動物が出てきたり、ピエロが出てきたり、個性豊かな部分がJO1に似てるなと思って。それぞれの個性に合ったメイクを心がけました」と語れば、衣装担当の佐藤景瑚も「JO1ってわがままだなーと思った」と笑いを誘いつつ「メンバーの意見を参考にしながらも、妥協のない仕上がりになっていると思います」と自信をのぞかせた。
メンバーたちの言葉と表情だけで、『YOLO-konde』への確かな愛着と手応えが伝わってくるくらいだった。
そんな頼もしさを漂わしつつ、いつもJAMに寄り添う優しさを忘れないのがJO1でもある。最後に、ファンのお悩みに応える「ヒーリングカフェ」のコーナーでは、「鍛えようと思っているが、ついつい食べてしまう。自分を甘やかしたくなる時、どう節制しているか」という問いに大平 祥生が「いっぱい食べても、次の日は我慢したり、メリハリをつけることが大事」と、チートデイ(好きなものを食べていい日)を設けることを提案する場面もあった。
「自分を表現するのが苦手。どうしたら上手くできますか?」という質問には、白岩瑠姫が「自分は1人しかいない、自分を大切にして、自分を好きになることが重要だと思う」とアドバイス。ラッキーアイテムを聞かれると、「JO1の2ndアルバムを持っていれば、ハッピーなことが訪れるはず」とニューアルバムの宣伝も欠かさなかった。
いずれにしても今年3月でデビュー2周年を迎えたJO1。今春からTVアニメの主題歌を担当したり、ラジオのレギュラー番組が始まったり、ドキュメンタリー映画が上映されるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの彼らには、これからも目が離せない。
なおJO1の2ndアルバム『KIZUNA』は、5月25日にリリース予定だ。
◇JO1 プロフィール
2020年3月4日にデビュー。Mnetのアイドルオーディション番組『PRODUCE』シリーズの日本版『PRODUCE 101 JAPAN』で誕生したボーイズグループ。大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨の11人で構成。韓国CJENMと吉本興業の合併法人であるLAPONEエンタテインメントに所属しており、デビュー前のトレーニングからすべてのアルバムに作曲家KZ、PENTAGONフイ、振付師チェ・ヨンジュン、ハンソルなどの韓国スタッフが参加している。
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