BTSのRMが愛して所蔵する彫刻品、実は日本留学経験もある芸術家の作品だった!!

2022年05月04日 話題 #BTS

韓国の美術界は今、BTS(防弾少年団)のリーダーRMが「見た展示」と「そうでない展示」に分かれている。

普段から「美術から音楽的インスピレーションを得る」と明らかにしてきたRMは、海外の美術館、展示会などを直接訪問し、アート界のホットインフルエンサーに浮上した。

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RMのアート愛はファンの間でも有名で、彼が訪れた美術館などを訪ねる「RMツアー」があるほどだ。

そんなRMの所蔵品が「クォン・ジンギュ誕生100周年記念展」を通じて大衆に公開された。

クォン・ジンギュの個展としては歴代最大規模を誇る今回の展示会では、1950年代から70年代までの彫刻、絵画、ドローイング、アーカイブなど計240点余りを時期別に披露されている。

RMの所蔵品は首を曲げている馬の彫刻。クォン・ジンギュ作家が1965年頃に制作したという。

RMが所蔵するクォン・ジンギュ作家の作品

クォン・ジンギュ作家は、日本の武蔵野美術大学で修学し、在学時代から日本美術界で相当な好評を得ていた。

しかし当時、クォン・ジンギュ作家の構想彫刻は韓国では歓迎されず、彼は仏教にさらに沈み、結局51歳で自らこの世を去った。

「韓国でリアリズムを確立したい」という信念を持ち孤独な戦いをした「悲運の天才彫刻家」クォン・ジンギュ。

死後はイ・ジュンソプ、パク・スグンを含め、韓国の近代美術を代表する人物として評価され、韓国彫刻の現代化を開拓したという評価を受けている。

ソウル市立美術館は「RMがクォン・ジンギュ彫刻家が好きだと快く作品貸与を許可してくれて、クォン・ジンギュ企画展に作品を展示することになった」として「RMの所蔵品を見に来て、クォン・ジンギュ作家の作品に興味を持つ方々がますます多くなっている」と伝えた。

なお、クォン・ジンギュ生誕100周年記念天使展はソウル市立美術館の西小門本館で5月22日まで展示される。

◇RM プロフィール

1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ねそなえた人物といえる。

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