韓国の大統領職引受委員会がBTS(防弾少年団)の所属事務所HYBEを訪問する。BTSの兵役特例の有無に関する議論が再び行われるものと見られる。
大統領職引受委員会が来る4月2日、BTSの所属事務所を訪れると明らかにした。同委員会はその席で、韓国の文化芸術コンテンツ強化方案について議論する予定だ。
4月1日、シン・ヨンヒョン引受委員会スポークスマンは、定例ブリーフィングで「引受委員会アン・チョルス委員長と社会福祉文化分科委員たちが4月2日、BTSの所属事務所HYBEを訪問する予定」と明らかにした。
続けて「Kカルチャー(文化)事業の発展と関連した現場の意見を聴取するための訪問」とし、「産業発展の障害となる様々な要因に対する意見を聞く」と話した。
今回の引受委員会のHYBE訪問で、暫定中断されていたBTSの兵役特例についての議論が再び注目を集めるとの展望も出ている。
昨年11月、国会はBTSのように国威宣揚に貢献した大衆文化芸術人が芸術体育要員として兵役を代替できるようにする内容の兵役法改正案を審議したが、与野党の賛否のなかで通過は暫定保留になったことがある。
なおBTSは4月3日(現地時間)にグラミー賞授賞式のステージに立ち、同月8、9、15、16日にはラスベガスのアレジアント・スタジアムで単独コンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEGAS」を開催する予定だ。
■BTSメンバーの意見を置き去りにしたまま続く“兵役免除”論争…現在の争点は?
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