死亡説や“演技説”が浮上した元韓国軍人出身のユーチューバー、イ・グンがウクライナ義勇軍に参戦してから15日ぶりに、再び近況を伝えた。
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イ・グンは3月30日(日本時間)、自身のインスタグラムに「皆さんに状況を共有させていただき、誤解を解消したいと思う」とし、「アメリカ、イギリスなどの外国人要員を集めて特殊作戦チームを構成した。その後、いくつかの機密任務を受けて遂行したが、保安の関係上、これ以上の詳細情報は明らかにできないことをご了承願う」と伝えた。
先立ってイ・グンは去る3月6日、2人の隊員とウクライナ義勇軍に参戦するために韓国を出国した。出国後、イ・グンの消息は途絶えた。
消息が途絶えた後、“死亡説”など様々な噂が飛び交った。
イ・グンの出国後、ウクライナの首都キエフの近くで特殊作戦を遂行していた韓国人3人が死亡したとの情報が広がった。ただその情報の出典の翻訳が間違っており、信憑性がないとも伝えられた。
死亡説が拡散すると、イ・グンはSNSを通じて生存していることを知らせた。イ・グンは「私の隊員たちはウクライナから安全に撤退した。私は一人で残った。やることが多い。フェイクニュースはやめろ」と警告した。
死亡説を解明したイ・グンは、追加的に消息を伝えないとした。しかしイ・グンに対する噂は続いた。死亡説に続き、ウクライナ西部のホテルに滞在し、動画撮影をしているとの“演技説”が浮上したりもした。
その結果、イ・グンは再び自分の近況を伝えることとなった。
彼は、「私はウクライナ軍とウクライナ国民から全面的な支援と支持を受けており、ウクライナの人々は心をひとつにして、国際軍団の功労に深い感謝を表している。ありがとうございます。イ・グン大尉より。上記の内容はウクライナ国際軍団の認可を受けて掲示したものであり、作戦保安に抵触しない」と付け加えた。
ウクライナ出国後、絶え間なく噂に苦しんでいるイ・グンがはたして無事帰国できるのか、関心が集中している。
イ・グンの文章全文は、以下の通り。
◇
大韓民国国民の皆様へ。私がウクライナに入国した後、私の成り行きについて数多くの推測と混乱がありました。それで皆さんに状況を共有させていただき、誤解を解消したいと思います。
ウクライナ国際軍団に到着して契約書に署名した後、私は実戦経験のあるアメリカ、イギリスなどの外国人要員を集めて特殊作戦チームを構成しました。
その後、私が作ったチームはいくつかの機密任務を受けて遂行しましたが、具体的な任務の時期や場所については推測を控えてください。私たちのチームは昨日付で別の地域に移動し、直接的な攻勢作戦に参加しています。保安関係上、これ以上の詳細情報は明らかにできないことをご了承ください。
私はウクライナ軍とウクライナ国民から全面的な支援と支持を受けており、ウクライナの人々は心をひとつにして、国際軍団の功労に深い感謝を表しています。ありがとうございます。イ・グン大尉より。上記の内容はウクライナ国際軍団の認可を受けて掲示したものであり、作戦保安に抵触しません。
(記事提供=OSEN)
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