義勇軍として参戦するためにウクライナに行った韓国海軍大尉出身のユーチューバー、イ・グンが、ポーランドのホテルで安全に撮影に臨んでいるとの目撃談について「フェイクニュース」と否定しながら法的対応を予告した。
イ・グン側が運営中のYouTubeチャンネル「ROKSEAL」コミュニティには3月24日、チャンネルマネージャーの文章が掲載された。
マネージャーは「最近、イ・グン大尉のウクライナ参戦に関して様々な偽のニュースが出た」とし、「予備軍訓練不参加による罰金刑」「交戦中に死亡」「YAVIROV基地爆撃によって死亡」「ポーランド再入国」「ポーランドのホテルで映画撮影」「ウクライナ西部のホテルで滞在」などのニュースはいずれも事実ではないと明らかにした。
そして「悪意を持って作られた言葉でイ・グン大尉の名誉を削り落とし、侮辱した罪、虚偽事実の流布罪など、ROKSEALで法的に検討中であることを知らせる」と強調した。
また「これ以上、証拠がないフェイクニュースは控えてくれ。人の命がかかってくることだ。任務の保安でイ・グン大尉の現在の位置は、関係者を除いて誰も知らず、連絡が完全に途切れた状況だ」と付け加えた。
なお、これまで義勇軍となるためにウクライナに無断入国した韓国人は、イ・グンを含めて計9人だ。イ・グンと出国した韓国人2人は、去る3月16日に帰国した。
先立って韓国外交部(外務省)は、「無断入国した人に対して旅券法違反の疑いで法的措置を踏んでいる」と明らかにした。外交部は2月13日からウクライナ全地域に対して、旅行警報第4段階(旅行禁止)を発令している。
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