歌手イ・ソロモンがファンからのプレゼントを自分の恋人にあげたという疑惑と関連し、謝罪した。
【写真】ファンからのプレゼントを“灰皿”として利用し批判殺到
しかしファンが提起した疑惑に対するまともな解明ではなく、あいまいで中身のない謝罪であったため、さらに大きな怒りを呼び起こしている状況だ。
イ・ソロモンは3月16日、公式ファンカフェに「少し遅れました」というタイトルの文章を載せた。
彼は「先週は私に必要な時間だった。完全に言えない事実、推測と誇張で膨れ上がった噂から、自分の人生に起こった出来事、口に出したくもない破廉なことまで。まだ解決できていないことで難しい時間を過ごしている」と話を切り出した。
続けて「一言が重く、一文字が大切で、熟考の時間を持った。私は不足しているものが本当に多い人間だ。完璧なところもなく、完璧にもなれない人間だ。自分の人生には傷が残り、愛する人の人生にも傷が残るが、私は誰も恨みたくない」と話した。
イ・ソロモンは、「私を愛してくれた方々と身動きすることもできず待ってくれた方々、変わらない心で見守ってくれるすべてのあなたたちを愛する。目には見えないが、誰も簡単には切ることができない信頼のように、いつでもどこでも私は変わらないように努力するだろう」と強調した。
また、「予期せぬことが起きて、みんなが私に背を向けたとしても、私は公論化を助長した人々と、それに密約して出来事を大きくした人々、また私に非難の刃を突き付けたすべての人々を恨みはしない」とし、「そのすべての非難は私にしてほしい。すべて大丈夫だ。その姿のまま、すべては私を激しく愛してくれた心だということを知っているので、申し訳ないという気持ちと感謝の気持ちを伝えたい」と付け加えた。
先立ってイ・ソロモンは、ファンからもらったプレゼントを恋人にあげるなど、ファンを欺瞞したという疑惑に包まれた。
その疑惑を提起したA氏は「デビュー4カ月になった私の応援する歌手が、服をたくさん持っていなさそうだったので、ファンたちが服をプレゼントした。すると、プレゼントを贈ったファンたちが、(イ・ソロモンの)恋人と推定されるインスタグラムからすぐに認証された」と伝えた。
またA氏は、イ・ソロモンに2600万ウォン(約260万円)相当のカスタムマイクをプレゼントし、ケースの後ろ部分にファンクラブ名を象徴する絵や文字を入れようとしたが、彼が自分の名前だけを入れたいとして拒絶したと暴露した。
今回、イ・ソロモンが遅れて発表した謝罪文には、最も重要な“本論”が抜けており、疑問を抱かざるを得ない。ファンから受け取ったプレゼントを自分の恋人と推定される人物に渡したのかどうかが核心だが、それについては何も言及しなかったのだ。
イ・ソロモンは疑惑に対するきちんとした解明ではなく、あいまいな言葉を並べた謝罪で、さらに疑惑だけを大きくしている。
なおイ・ソロモンは2021年のオーディション番組『国民歌手』(原題、TV朝鮮)を通じて顔を知らせ、現在は『国家歌手』(原題、TV朝鮮)に出演中だ。
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