BTS(防弾少年団)のJUNG KOOKがSNSで言及した曲と歌手が、大きな注目を集めて音楽サイトで1位・2位になる珍事が起こった。
JUNG KOOKは2月7日、SNSにO3ohnの歌『Even days』(原題:どんな日も、どんな言葉も)のデジタルジャケット写真と共に、歌詞である「どんな日も、どんな言葉も、私たちがさよならと言ったあの日も」というフレーズを掲載した。
その影響からか、2月7日13時頃、韓国最大級の音楽サイトMelonの人気検索ワードチャートで歌手「O3ohn」が1位に上がり、曲『Even days』が2位に上がった。
『Even days』は、2011年に発表されたシム・ギュソンの同名曲をO3ohnだけのスタイルで再解釈し、2021年に発表した曲だ。ウェブドラマ『ブルーバースデー』(原題)のOSTに挿入され、ドラマファンに人気を集めた。
ABEMA TVを通じて日本でも配信されたドラマ『ブルーバースデー』は、10年前にこの世を去った初恋を蘇らせるために、過去と現在を行き来して繰り広げられる物語を描いたファンタジーロマンス。Red VelvetイェリとPENTAGONホンソクが主演を務めた。高い人気で劇場版を制作され、去る1月19日に公開された。
JUNG KOOKの言動が大きな反響をもたらしたのは、今回が初めてではない。
過去には愛用の柔軟剤があらゆる通販サイトで品切れとなり、スキンケアについて「ホホバオイルを愛用している」と言及した際には、愛用ブランドの特定でポータルサイトのリアルタイム検索ワードをホホバオイル関連ワードが独占したこともあった。
また、JUNG KOOKの着用したPRADAのジャケットが25カ国で品切れになったことも。ほかにも香水、スマートフォンのケース、シューズや歯ブラシにいたるまで、“JUNG KOOK効果”の勢いは年々凄まじいものになっている。
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』(Mnet)シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、多数の大手芸能事務所からオファーを受けた(現在所属するBig Hitエンターテインメント・現HYBEもそのうちの1つ)。本人は、「事務所見学の際にRMのラップに感銘を受けて入社を決意した」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。
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