SUPER JUNIORのチェ・シウォンが、主演ドラマの最終回を迎えて感想を伝えた。
5月28日、韓国ドラマ『国民の皆さま』(原題、KBS2)が、愉快な政治風刺を掲げて視聴者に笑いと共感を与えるラストで幕を閉じた。
主人公ヤン・ジョングクを演じたチェ・シウォンは、「今回のドラマは特に深い意味を持っていた。すでにヤン・ジョングクが懐かしい」と感想を伝え、名残惜しさをあらわにした。
(関連記事:SUPER JUNIORキュヒョン、レギュラー番組に復帰しない理由は? 「知名度は上がったけど…」)
◇以下、チェ・シウォンとの一問一答
―“コミカル”と“ラブロマンス”。2つの要素を行き来する演技で大きな反響を得た『国民の皆さま』だが、最終回を迎えた感想は?
「“感謝”の一言に尽きない時間だった。監督、脚本家、そして共演者や制作スタッフ…人柄の素晴らしい方々と仕事ができて本当に幸せだったし、ありがたかった。たくさんの人々から溢れるほどの愛を貰った。もう一度お礼申し上げる」
―劇中のヤン・ジョングクは国会議員になったベテラン詐欺師であり、常に変化してゆくキャラクターだった。目まぐるしく動く感情を表現するにあたって、最も重視したことは?
「台本がすべてを物語っていた。そのため、一つひとつの瞬間を真摯に受け止めて、よく集中して表現するよう心掛けた」
―国会議員に当選してからは、痛快なシーンの連続で視聴者を惹きつけた。一番記憶に残るシーンやセリフは?
「31話でサンジン(テ・インホの役柄)の元を訪れ“政治に背を向けた際の最も大きな代償は、変化のない生活を余儀なくされるということだ”というシーンが、本当に琴線に触れた。
また、同じシーンの“選んでくれた国民も、選ばれた議員も、迫りくる変化を恐れて行動に出ようとしない。いつもと同じように、今とそう変わらない生活を送るまでだ”というセリフは、あまりにも耳が痛かった」
―さまざまな登場人物たちと織りなす物語は、まさに圧巻だった。出演者同士の息は合っていた?
「初対面の方もいらっしゃる中で、共演者同士の息が本当にぴったりだった。特にミヨン(イ・ユヨンの役柄)とは、台本を見ればお互いにどう動けばいいのかすぐにわかった。おかげさまで、撮影現場ではどんどん新しいことに挑戦できた」
―俳優チェ・シウォンにとって、『国民の皆さん』とヤン・ジョングクとは?
「『国民の皆さん』は僕の人生ドラマだ。いつも最善を尽くそうという気持ちはあるが、今回の作品は特に、いろんな面で意味が深かった。すでにヤン・ジョングクが懐かしくてしょうがない。きっとこれからもそうだ」
―最後に、『国民の皆さん』とヤン・ジョングクを応援してくれた“視聴者の皆さん”に一言
「今までたくさん応援してくださった、我が“国民の皆様”! 本当にありがとうございます。いつも元気で、皆さまの生活が栄えあるものになりますよう、心から祈っています」
前へ
次へ