ウォルト・ディズニー・カンパニー(以下、ディズニー)は昨年のAPACコンテンツショーケースで28本の新規コンテンツを発表して以来、定額制動画配信サービス「Disney+(ディズニー・プラス)」を通じて、『スノードロップ』『BLACKPINK THE MOVIE』『ランニングマン・プラス』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』を公開してきた。
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ディズニーはこれらに続き、韓国コンテンツの『カジノ』(仮題)など、2022年に公開予定のアジア新規コンテンツラインナップから一部を明らかにした。
ディズニーのアジア太平洋地域コンテンツ及び開発総括のジェシカ・カム・エングル氏は、「前回のAPACコンテンツショーケースと新規作品に対する反応は非常に高かった。ディズニーは今後も最高のコンテンツに投資し続け、アジア太平洋地域の優秀なクリエイターやストーリーテラーたちとの協業を通じて、彼らが世界の舞台で輝けるようにする」と述べている。
今回明らかになった大規模プロジェクトである『カジノ』は、カジノ王の魅惑的な物語を描いたクライム・アクション作品だ。カンヌ映画祭で審査委員大賞を受賞した『オールド・ボーイ』の主役を務めたチェ・ミンシクと、『犯罪都市』のカン・ユンソン監督が手を組み、命がけのゲームに挑む姿を描き出す。
ほかにも、香港の伝説的な歌手・俳優であるアニタ・ムイの一代記を描いた特別5部作『Anita監督版』、2019年に中国最高文学賞の1つである茅盾文学賞を受賞した作品が基となる中国ドラマ『A Life Long Journey』、オリジナル心理スリラー作品『Taiwan Crime Stories』(以上、原題)などの配信も明らかになった。
今回公開されたアジア太平洋地域コンテンツは、2022年から2023年にかけてDisney+でストリーミング配信が始まる予定だ。公開時期などの情報はサービス地域によって異なる。
ディズニーは、2023年までにアジア太平洋地域で50以上のローカルコンテンツ及びオリジナルラインナップを確保する計画で、今回発表したタイトルの以外の追加ラインナップも、順次公開される予定だ。
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