世界を熱狂させている韓国コンテンツ『イカゲーム』が、公開からたったの55日で『ゲーム・オブ・スローンズ』のYouTubeでの動画視聴数を上回った。
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2011年から始まった『ゲーム・オブ・スローンズ』が、10年にわたって積み重ねてきた記録を、わずか55日で塗り替えるという異常事態が起こっている。
米メディアの『Variety』は11月10日(米現地時間)「中毒性が強いシリーズ『イカゲーム』が、世界文化とストリーミング動画チャートを一気に席巻したのに続き、YouTubeでも影響力を誇示した。『イカゲーム』がHBOの大物『ゲーム・オブ・スローンズ』の記録を破った」と報じた。
動画コンテンツデータ分析会社「Vobile」によると、『イカゲーム』の公式トレーラーとクリップ、ファンが作った各種動画は合計13万1000本あり、これらの動画はYouTubeで累計170億回再生を突破している。また『イカゲーム』のYouTube動画のいいねやコメントなどは、なんと5億3300万件に達したという。この驚異的な数値を、わずか8週間で達成したというのだから恐ろしい。
一方、世界中にファン層を形成し、最新シーズンのたびに話題を集めるHBO最高のヒット作『ゲーム・オブ・スローンズ』は、過去10年間でYouTubeに関連動画が42万本上がっており、これらの総再生回数は169億回で、いいねやコメントは2億3300万件だった。
両作の数字を比較すると、再生回数はもちろん、ユーザーの積極的な関心を明らかにする指標であるいいねとコメントで、『イカゲーム』が2倍以上の反響を収めたわけだ。
特に『イカゲーム』関連の映像で最も人気が高いのは、YouTubeチャンネル「Kotte Animation」が作った『Pro Squid Game Players le Like:』で、11月11日現在の視聴回数は9600万回を突破している状況だ。
『Pro Squid Game Players le Like:』は、1話で描かれた「ムクゲの花が咲きました」のパロディだ。ユニークなダンスでゲームを楽々とクリアし、ヨンヒ人形を袋叩きにするという本編とは正反対の内容で笑いを起こした。この映像には、計5万4000件のコメントが寄せられている。
Vobileの潜在顧客開発担当副社長のジャレッド・ネイラーはメディアに「YouTubeを見てから10年間、このような事例は初めてだ」と分析した。
■まさかの中華『イカゲーム』登場、“ただの案”と釈明もそれ本当?
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