NCT 127やaespa(エスパ)など、SMエンターテインメント(以下、SM)のアーティストたちが際立つ成果を見せている。
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SMの第4世代グループが、相次ぐカムバックとともに目覚しい成長を見せ、1位を取り続けているが、その中でもNCT 127の躍進が目立つ。NCT 127はNCTのユニットとして2016年にデビューし、着実に成長を続けてきた。
今年9月17日にリリースされた彼らの3rdフルアルバム『Sticker』は、韓国内のみならず海外でも愛されている。米ビルボードのメインチャートである「ビルボード200」で3位を記録し、2021年のK-POP最高順位を記録したのはもちろん、「トップアルバムセールス」「トップカレントアルバムセールス」「ワールドアルバム」「インディペンデントアルバム」などビルボードの4項目で1位を獲得している。
また、イギリスのオフィシャルアルバムチャートではトップ40に入り、オーストラリアの公式音楽チャートであるARIAチャートアルバムトップ50で16位、日本のオリコンウィークリーアルバムチャートで1位、LINE MUSICアルバムトップ100で1位、中国のQQミュージックデジタルアルバム販売チャート1位など、世界中で特筆すべき成績を記録。 韓国内でもアルバムや音源チャートでトップを維持し、音楽番組で10冠を記録するなど、人気は右肩上がりの状況だ。
アルバムの販売量も目を見張るものがある。韓国ガオンチャートの9月アルバムチャートでは、アルバム販売枚数が計227万枚を突破した。NCT 127は今回のアルバムを、発売1週間で“ダブルミリオンセラー”(215万枚)を売り上げ、大きな人気を実感させている。
NCT 127は今後、10月25日に3rdフルアルバムのリパッケージ作品『Favorite』を発表し、『Sticker』による熱気をさらに盛り上げる予定だ。
そしてSMの“怪物新人”aespaも、カムバックと同時に人気を博している。
10月5日に公開された初ミニアルバムのリード曲『Savage』は、公開直後に韓国内のリアルタイムチャートで1位に。それだけでなく収録曲も名を連ねるなど、彼女たちへの高い関心を立証して見せた。
今回のミニアルバムに先立ちaespaは、2020年のデビュー曲『Black Mamba』、今年5月の『Next Level』で、K-POP界の看板ガールズグループとして急浮上。
特に『Savage』は、グループ初のフィジカルアルバムという側面も持つため、予約販売期間中に注文件数が40万枚を突破し、新人としては異例の成果を挙げた。
また『Savage』のプロモーションビデオは公開当日、YouTubeのワールドトレンドチャートで首位を獲得し、前作『Next Level』よりも早い、公開から2日間で5000万回再生を突破した。
所属アーティストの躍進でSMも明るく笑っている。
とある音楽業界関係者は、「ヒットメーカーで、SMの代表プロデューサーを務めるユ・ヨンジンが作詞・作曲・編曲したアルバムを出し、大衆性まで逃さなかった。BTS(坊さん少年団)、EXO、BLACKPINKなどに次ぐ、強力なパワーを発揮している」とし、「ファンの規模と尺度が評価されるアルバム販売量だけを見ても、世界的に高まった彼らの位相を想像させる」と明らかにした。
両グループともに、アルバム販売量、音源チャートで際立つ成長を続けているだけに、次のアクションにも注目が集まっている。
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