映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャストたちが韓国ファンへメッセージを伝えた。
まずジェームズ・ボンド役としてラスト・ミッションを終えたダニエル・クレイグは、「多くの感情が交差した。最後の作品が最高の作品になるように最善を尽くし、準備したおかげで、私が引き受けてきた『007』シリーズを最高の作品に仕上げることができた」と伝えている。
女優のレア・セドゥは、今作で演じた一風変わった変身を見せるマドレーヌ・スワン役についての質問に、「キャリー・フクナガ監督と話し合って、前よりもっと進化したキャラクターが誕生した」とし、新たな変身に期待を膨らませた。
またキャリー・ジョージ・フクナガ監督は、「韓国の観客の期待を満たし、それ以上の作品になることを願っている」と述べ、ファンへの挨拶を伝えた。
続いて新キャラクターのノーミ役を演じたラシャーナ・リンチは準備過程について「『007』シリーズに合わせて徹底したアクショントレーニングを行ったが、これらすべてが楽しい経験だった」と伝え、新たな活躍を見せることを予感させた。
『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)でのフレディ・マーキュリー役が記憶に新しいラミ・マレックは、『007』シリーズ史上最凶最悪の敵であるリューツィファー・サフィン役を演じ、今回の役を通じて一番見せたかった要素について、「観客たちが、サフィンを純粋悪の結晶体として見ることを望んだ」と答え、ジェームズ・ボンドと繰り広げる対決に対する期待感を高めている。
続いて「今回の作品で韓国に来韓しようと思ったが、コロナの影響で行くことができず残念だった」とし、残念な気持ちを吐露。これとともに韓国ファンの声援にもう一度感謝の言葉を伝え、直接会える日を楽しみにしていた。
ダニエル・クレイグ・ボンドのラストダンス、ラミ・マレックによる最凶の敵が話題の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、本日(9月29日)韓国で封を切った。
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