日本でも好評を博した映画『神と共に 第一章:罪と罰』の原作ウェブ漫画の作者であるチュ・ホミンが、著作権違反騒動について謝罪した。
【注目】人気作家なら月500万ウォンは稼げる韓国ウェブ漫画のお金の話
チュ・ホミンは9月12日、インスタグラムに「『ホミンとジェファン展示会』に出品された『階段で何をするのか』(原題)という設置作品に使用された迷彩柄パターンについて申し上げます」と投稿した。
『ホミンとジェファン展示会』とは、チュ・ホミンと彼の父親で美術作家であるチュ・ジェファンが、今年5月から8月までソウルで行った展示会のこと。その展示会で公開された『階段で何をするのか』という作品が問題になった。
というのも同作品に使用された迷彩柄に、無断盗用を防止するウォーターマークが入っていたからだ。それが発覚すると、著作権違反ではないかという指摘がオンラインを中心に上がった。
チュ・ホミンは「もともとは私の作品『チャム』に入った迷彩パターンを使用しようとしたが、時代が変わっただけに、ピクセルで入れなければならないと考えて、インターネットで迷彩柄パターンを検索してダウンロードし、使用した」と説明した。
続けて「使ったイメージにウォーターマークが入っていたことを知らなかった。展示が始まった直後、観客の方が知らせてくれ、遅れて購入した」と明かした。
また「2つの失敗があった。確認をせずに使用したこと、そして7m規模の絵をその状態で展示したこと」とミスを認め、「申し訳ない。今後はしっかりと確認する」と謝罪した。
チュ・ホミンは2005年に漫画『チャム』でデビューしたウェブトゥーン(ウェブ漫画)作家。映画『神と共に』の原作者でもあり、同映画は韓国で観客動員数1227万人を超える大ヒットとなった。2020年、韓国文化体育観光部が行ったウェブトゥーン違法流通根絶キャンペーンに参与したことがある。
そんな彼が著作権違反の騒動を起こしただけに、批判の声が少なくなかった。
前へ
次へ