女優として成長した少女時代ユナ、新作ドラマと映画で“二兎”を得る可能性が高いワケ

2021年09月02日 話題 #少女時代

女優として存在感をますます高めている少女時代のユナが、ドラマと映画の“二兎”を得る見通しだ。

【写真】「反則です」ユナ、意外な美ボディ

ユナは2007年に少女時代のメンバーとしてデビューした。デビューと同時に、清純なルックスで一気にセンターとして活躍した。

アイドルとしてだけでなく、早々に女優としても頭角を現した。同年、MBCの『9回裏2アウト』(原題)に助演として演技初挑戦し、2008年にはKBS1の連続ドラマ『君は僕の運命』でチャン・セビョク役を演じ、女優としての知名度を高めた。若い世代だけでなく、親世代にまで顔を知らせたことは、ターニングポイントとなった。

以降は、『総理と私』(KBS2)、『THE K2~キミだけを守りたい~』(tvN)、『王は愛する』(MBC)、『ハッシュ~沈黙注意報~』(JTBC)など、様々なジャンルと役割でお茶の間を訪れた。

(写真提供=JTBC)『ハッシュ』のユナ

ますます安定した演技力で好評を受けたユナが、女優としてさらに飛躍したのはスクリーンだ。ほとんどのアイドル出身俳優と異なり、デビュー初期から基礎を固めた彼女は、映画界からも良い評価を受けた。

ユナは映画『コンフィデンシャル/共助』で魅力を披露すると、2019年に公開された映画『EXITイグジット』で、ポテンシャルを存分に発揮した。俳優チョ・ジョンソクとのコミカルなケミストリーはもちろん、ビルの上を駆けるなど“生活アクション”も無理なく消化した。災害からの脱出を描いた『EXITイグジット』は、緊迫感とコミカルな要素が見事に調和し、観客動員数942万人を達成して同年を代表するヒット作となった。

少女時代ユナ

新作映画と新ドラマにキャスティング

そんなユナは新作映画『奇跡』(原題)で、映画女優としての立場を固める。

来る9月15日に韓国で公開される『奇跡』は、行き来できる道が線路しかないが肝心の駅はない村に、簡易な駅が作られることを唯一の人生の目標にするジュンギョン(演者パク・ジョンミン)と、近所の人の物語を描いた映画だ。

ユナは劇中、ジュンギョンの女友達のラヒを演じた。明るくしっかりした高校生を見事に演じ切り、パク・ジョンミンとのときめきいっぱいのロマンスラインで笑顔も見せる。

(写真=『奇跡』)

さらにtvNの新ドラマ『ビッグマウス』(原題)にキャスティングされたとのニュースも伝えた。相手役にはイ・ジョンソクがキャスティングされた。

『ビッグマウス』は、勝率10%の“生計型”弁護士が偶然託された殺人事件に巻き込まれる話だ。一夜にして希代の天才詐欺師「ビッグマウス(Big Mouse)」となり、生き残りをかけて、家族を守るために巨大な陰謀に包まれた特権層の素顔を暴いていく。

ユナは劇中、美しくしっかり者の看護師であり、パク・チャンホ(演者イ・ジョンソク)の妻でもあるコ・ミホに扮する。特別な能力を持たなかった夫を弁護士に作り上げた彼女は、夫の濡れ衣を直接晴らすために動き出すと見られている。これまで時代劇はもちろん、現代劇でも高校生から記者と、様々な世代と職業を演じてきた彼女が、今度は既婚女性の人生をリアルに描き出す見通しだ。

これまでユナは、高いシンクロ率を誇る若者役を主に演じてきたが、『ビッグマウス』では、また違う覚悟で妻役に挑戦し、演技のスペクトラムを広げようと考えている。10代で少女時代としてデビューし、いつの間にか30代に入ったユナの賢明な選択は高く評価される。

(写真提供=A-MANプロジェクト、SMエンターテインメント)イ・ジョンソク(左)とユナ

とある業界関係者は、「ユナはスター性と演技力を兼ね備えた俳優といえる思う。ファンも多く、老若男女で知らない人がいない大衆性も持っている」としながら、「俳優の世界はファンの多さや大衆性で認められる世界ではないが、そこに安定的な演技も加わるため、需要が高まるしかない」と分析した。

続いて「ユナは賢くキャラクターの選択をしているように見える。自分が上手くできること、そして自分の中で少しでも新しいものを見せようと努力する。ユナが最近選択したキャラクターを見ると、出演量を問わず、より主導的で能動的な役割が多い。俳優としての魅力を高めており、期待感も与えてくれる」と称賛した。

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