BTS（防弾少年団）が韓国・ソウル市とタッグを組んだ2021年ソウルグローバルマーケティングキャンペーン「2021 YOUR SEOUL GOES ON」を通じて、ソウルを全世界に知らせる。
本キャンペーンのスローガンである「Your Seoul Goes On（ソウルは続く）」には、 「パンデミックの中でも、ソウルが止まらず絶えず成長し、変化する」という意味が込められている。コロナ禍の間もソウルは変化と躍動性を忘れず、旅行が可能になれば、最初の目的地にはソウルが選ばれるよう認知度を高める予定だ。
キャンペーンの一環として「オギヨンチャ・ソウル編（with BTS）」をはじめとするソウル市広報映像「オギヨンチャシリーズ」が、9月9日に全世界同時公開される。「オギヨンチャ」とは、困難な状況を乗り越えるためにみんなで力を合わせるかけ声だ。
BTSが「オギヨンチャソウル！」と叫びながら、コロナで疲れた韓国内外のすべての人々に、希望のメッセージを伝えるという抱負だ。
「オギヨンチャ」シリーズの最初の映像「オギヨンチャ・ソウル編（with BTS）」では、多彩でダイナミックなソウルの姿を表現する。BTSメンバーが直接、オギヨンチャの音頭やナレーションに参加したのはもとより、ダンスや楽器演奏など、さまざまな姿を見せている。
そこに、コロナ防疫と患者治療のために黙々と奮闘してきた医療従事者、厳しい時期を耐えてきた観光業界や商売人を含め、ソウルで懸命に生活する10代から70代までの老若男女、国籍を問わず、皆の些細な日常を盛り込み、全世界の観光客が間接的にソウルの情熱を感じられるような仕上がりとなっている。
オギヨンチャシリーズの2つ目の映像は「オギヨンチャ・テコンドー編」だ。
過去・現在・未来を象徴するソウルの7つの観光地を背景に、テコンドーパフォーマンスグループK-TIGERSの躍動的なダンスが繰り広げられる。
シリーズ最後の映像である「オギヨンチャ・ダンス編」には、厳しい状況の中でもみんなで頑張って笑おうという意味が込められている。
「オギヨンチャ・ソウル編（with BTS）」が、厳しい状況を克服するための希望を伝えたとすれば、「オギヨンチャ・ダンス編」は苦しむ韓国人・外国人すべてに笑いと楽しさを伝えるために企画された。
また、老若男女誰でも真似できる明るく軽快な振り付けで構成されたダンスは、市民参加型プロモーション「オギヨンチャ・ソウルダンスチャレンジ」と連携する予定だ。
グローバルマーケティングチーム長のイ・ジュン氏は、「厳しい時期に今回のキャンペーン『2021 YOUR SEOUL GOES ON』のオギヨンチャシリーズを通じて、ソウル市民と全世界の人々が希望を持つことができればと思う」とし、「旅行が止まった間も絶えず変化し発展してきたソウルの姿を通じて、全世界の人々がソウルを懐かしみ、再び訪れるその日が速く来ることを願う」と伝えた。
なお5月にリリースした『Butter』が、米ビルボード「ホット100」で9週間連続1位を獲得したグローバルスーパースターのBTSは、2017年から2021年まで、5年連続でソウル市名誉観光広報大使として活動しており、ソウル観光の活性化に向け、市が制作するPR映像に毎年出演してきた。
2017年の「ソウルライフ」、2018年の「私のソウルプレイリスト」、2019年の「私のようにソウルであなたも」、2020年の「ソウルで会おう、See You in Seoul」などを通して、ソウル観光のPRに多大な貢献をはたした。
BTSメンバーは「洗練された雰囲気の今回の映像を通じて、より多くの世界の人々がソウルをポジティブで美しい視線で眺めてほしい」とし、今年度の広報映像に対する期待と愛情をあらわしている。
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