韓国の放送局SBSが女優ソン・ヘギョの復帰作など、豪華なドラマラインナップを発表した。
SBSは金曜ドラマとして放送された『ペントハウス』シーズン3を終え、9月17日から始まる『One the Woman』(原題)を皮切りに、金土ドラマ(金曜と土曜に放送されるドラマ)を再開する。
『One the Woman』が最終回を迎えると、『今別れている最中です』(原題)が放送され、その後に『悪の心を読む者たち』(原題)へと続いていく。
まず『One the Woman』では、女優イ・ハニ主演が1人2役に挑戦する。同作は、検事から一夜にして財閥家の相続者となった“不良指数”100%の女検事の物語を描く。
イ・ハニは非常識な性格の不良検事チョ・ヨンジュ役と、あくどいいじめのなかでシンデレラのような生活を送る財閥家の嫁カン・ミナ役で、生涯初の1人2役に挑戦する。権力とパワハラに立ち向かい、爽快さと笑いをプレゼントする現実的なスーパーヒーローの誕生を予告している。
女優ソン・ヘギョの3年ぶりのドラマ復帰作が『今別れている最中です』だ。『One the Woman』の次に放送される『今別れている最中です』は、『ミスティ~愛の真実~』で注目された脚本家チェ・インと、『星から来たあなた』『Vagabond/バガボンド』の撮影を担当したイ・ギルボク監督がタッグを組んだ作品。「別れ」と書いて「愛」と読む、甘酸っぱい“別れ”のアクチュアリーで、“メロクイーン”ソン・ヘギョの魅力を十二分に発揮する作品になりそうだ。
ソン・ヘギョは、ファッション会社デザインチームのチーム長で、冷静な現実主義者であるハ・ヨンウン役を演じる。予告なしに訪れた恋に再び揺れる女性の微妙な心理を表現し、誰もが共感できる愛と別れの話を繰り広げる。
冬には俳優キム・ナムギルが“プロファイラー”として帰ってくる。『悪の心を読む者たち」は、同名のノンフィクション本を原作にしており、連続殺人犯らの心を読むのに奮闘する韓国初のプロファイラーの物語を描く。
“ジャンル物の名家”と呼ばれるSBSと、演じるキャラクターによってカラーまでもが変わるキム・ナムギルが出会ったことで、これまでにないウェルメイド犯罪心理ドラマを予告している。
豪華なラインナップとなっている今秋~冬のSBS金土ドラマ。特にソン・ヘギョ主演の『今別れている最中です』は、放送前にもかかわらず「ドラマ放映権が日本で先に販売された」との報道も出ており、期待を高めている。
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