Netflixでも配信され、韓国のみならず日本でも人気を集めているtvNドラマ『賢い医師生活』シーズン2。
ここでは、劇中で関係性の変化が生じたジュンワン(演者チョン・ギョンホ)、ソッキョン(演者キム・デミョン)、ジョンウォン(演者ユ・ヨンソク)のロマンスの行方について整理してみた。
(※以下、ネタバレあり)
1年の歳月を経て、ようやくまともに向き合えるようになったジュンワンとイクスン(演者クァク・ソニョン)の間に流れるぎこちない空気は、多くの視聴者から関心を集めた。
イクスンは1年前に嘘をついてジュンワンに別れを告げたことを謝罪し、今もジュンワンのことが好きだと慎重に本音を語った。
しかし、すぐに「でもこれは私の気持ちだから、自分でケリをつけるから気にしないで」と伝えたことで、視聴者のもどかしさを誘った。
一方、イクスンの言葉を静かに聞いていたジュンワンは、「この先、偶然に会うことがかなりあるはず。僕を見るたびに平気でいられるのか?僕は無理だ」と率直な気持ちを伝え、これからの関係変化を期待させた。
一方、ソッキョンを想うミナ(演者アン・ウンジン)の真っすぐな片思いは視聴者の応援を引き出している。
特に前回の放送では、たった一度の告白のチャンスが残っていると気を揉むミナの姿が視聴者の好奇心をそそった。しかし、ソワソワした様子のミナとは裏腹に、少しずつミナに気持ちが傾いているソッキョンの気持ちは、視聴者の心をときめかせるのには十分だった。
また、ソッキョンはミナに対し以前とは違う態度を見せた。ミナに週末の予定があるかを聞いたソッキョンは、「僕とご飯食べよう。奢ってあげる」とデートの誘いをし、2人の関係に前向きな風が吹いていることを伺わせた。
母の入院と共に心配事が増えたギョウル(演者シン・ヒョンビン)は、これまで明かしてこなかった真実を告白したことで2人の関係をさらに強めるきっかけを生んだ。ギョウルは家庭内暴力を振るっていた父の話を率直に明らかにし、ジョンウォンを驚かせた。
しばらくは母のことだけを考えたい、申し訳ないと話すギョウルに対し、ジョンウォンは「皆同じだ。僕も同じ立場だったら同じだったと思う。何も悪くないから、自分で自分を苦しめないで。せめて週に1日は一緒に食事しよう。僕はそれで良い」と慰めた。
この出来事をきっかけにお互いへの気持ちがより強くなった2人に今後どんな展開が待ち受けているのか。視聴者の関心は今も高まり続けている。
このように、3組の異なる関係の変化を見せたジュンワン、ジョンウォン、ソッキョンの予想もできなかった展開はドラマの面白さを倍増させ、次の配信に対する期待感を上昇させている。
一方、『賢い医師生活』は、誰かは生まれ誰かは人生を終える“人生の縮図”と呼ばれる病院で、平凡なようで特別な1日を生きている人々と、目を見るだけでお互いの考えていることが分かる20年来の友達たちを描いたドラマだ。
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