BTS(防弾少年団)が米ビルボードのチャートを操作しているという疑惑について、「K-POPだからターゲットになる」と反論した。
米ビルボードは8月26日(現地時間)、BTSのインタビューを公開した。
米ビルボードは、BTSの『Butter』と『Permission to dance』がメインシングルチャート「HOT100」で1位を記録している間、オリヴィア・ロドリゴやデュア・リパのファンがBTSのチャート1位について操作されたものではないかと主張していると伝えた。
その根拠は、他の歌手のシングル曲よりもストリーミング再生回数やラジオ放送回数が少なくても、BTSファンがビルボードチャートの“抜け穴”を利用して、シングル曲を購入する戦略でBTSを1位に押し上げたというものだ。
そんな疑惑について、BTSのリーダーであるRMは「そういう疑問も提起されるものだと思う」としながらも、「(問題になるのであれば)ビルボード内部でチャート1位が何を意味するのかについて議論し、規則を変更し、ストリーミング再生回数の比重を増やしたりすればいいのではないか」と答えた。
続けて「実際の販売とダウンロード数を通じて1位に上がった僕たちや僕たちのファンを責め立てることが正しいことかはわからない。僕たちがボーイバンドであり、K-POPグループで、ファンの忠誠心が高いために手軽なターゲットになっているようだ」との考えを示した。
また所属事務所BIGHIT MUSICのシン・ヨンジェ社長も、チャートを操作するためにファンを動員しているのではないかという質問に、「私たちが実際に操ることができるような能力があったら、どんなにいいか」とし、「BTSと関連した音楽市場の発展が、一部からは頭を悩ますことであることは知っている。しかしアメリカ市場がダウンロードだけで簡単に1位をとれるとは考えない。多くの面で曲の影響力が表れ、その成果が誇らしい」と話した。
BTSの『Butter』は、6月5日付の「HOT100」チャートで初登場1位を記録し、以降、通算9回も「HOT100」1位を占め、3カ月にわたってチャート上位圏をキープしている。最新チャート(8月28日付)でも8位にランクインした。
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