キム・ユジョン、アン・ヒョソプが主演するSBS新時代劇『紅天機(ホンチョンギ)』に早くも熱視線が注がれている。
初回放送を8月30日に控えた同作は、神霊な力を持つ女画工のホン・チョンギ(演者キム・ユジョン)と、星座を読む赤い目の男・ハラム(演者アン・ヒョソプ)が描くファンタジーロマンス時代劇。
『風の絵師』『トキメキ☆成均館スキャンダル』『太陽を抱く月』の原作者チョン・ウングォルによる同名のベストセラー小説のドラマ化で、『根の深い木 -世宗大王の誓い-』『星から来たあなた』などを手がけたチャン・テユ監督が演出を担当する。
実は2016年末にドラマ化に向けた契約を行い、2018年に放送を目標としていたが、延期の末に実現されることになった。
ただ、ドラマには原作とは違うオリジナルの設定も加わった。
舞台は朝鮮時代から架空の国・タン王朝に変わり、ファンタジーの世界観をより堪能できるようになった。タン王朝では鬼や魔、神など超越的な存在が人間の生活に関与しており、主人公をめぐる神秘的な出来事が起きる。
主人公ハラム(演者アン・ヒョソプ)とホン・チョンギ(演者キム・ユジョン)の名前はそのままだが、安平大君は陽明大君(演者コンミョン)に、首陽大君はジュヒャン大君(演者クァク・シヤン)に変更。画工たちが絵を描く「図画院」も「高画院」と言うなど、一部人物や場所の名前が変わった。
原作のキャラクターたちは俳優たちの熱演によって立体化される。
ホン・チョンギ役の女優キム・ユジョンは、唯一の女画工として天才的な実力を発揮し、愛に前向きな彼女を魅力的に表現すると期待される。
俳優アン・ヒョソプが演じる“赤い目の男”ハラムは、さらに謎めくことになった。星座を読む西文館の主簿という役どころに加え、夜は秘密情報組職・月聖堂のリーダーという設定だ。
幼い頃から続いたハラムとホン・チョンギの因縁、陽明大君との三角関係、ジュヒャン大君との葛藤などが追加・強化され、さらに豊かでドラマチックなストーリーを展開する。
俳優たちの熱演とチャン監督のセンスある演出で贈られる実写ドラマ『紅天機』は、韓国SBSにて8月30日22時に放送開始。
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