KBS新ドラマ『恋慕(ヨンモ)』(原題)のロケ地で火災が発生し、撮影が中断される事態となった。
8月6日、ドラマ関係者は「8月5日にドラマ『恋慕』の撮影途中で火災事故が起きた」と明らかにした。火災が発生したのは京畿道龍仁(キョンギド・ヨンイン)にある、韓国民族村という場所だ。
「今月5日、韓国民俗村で撮影中に火災が発生した。撮影現場と離れた場所で火災が発生し、撮影チームが消火作業中に1人が火傷したため、治療を受けた」と発表している。
続いて、「火災の原因は調査中で、結果を待っている。現在撮影は中断された状態で、いつ再開されるかは決まっていない」と付け加えた。
現在、消防当局が出火原因を調査中で、ドラマ制作サイドが関係しているのか確認されているという。
秋の放送を目指していた『恋慕』は、放送前からトラブルが続出する事態となっている。7月26日には関係者から新型コロナ陽性者が発生し、撮影が中断となっていた。
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そして今回、再開したばかりでの撮影中断により、さらなる影響が出るものと見られている。
出火場所も悪かった。韓国民俗村は、朝鮮半島に古くから息づく生活様式や文化を、見学・体験できる人気の観光スポットだ。当時の様式が再現されていることから、韓国時代劇のロケ地としても有名であり、安全管理が粗雑だったという苦言が頻出している。
コロナと火災。2つの災難に見舞われてしまった『恋慕』は、”興行クイーン”と称される女優パク・ウンビンと、ボーイズグループSF9のロウンが主演を務める。
マンガ家イ・ソヨンによる同名作品が原作となっており、自身が女性であることを隠して生きるしかなかった、とある悲劇の王に関する、秘密の物語が描かれる予定だ。
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