SMエンタの新人aespa(エスパ)、底知れない魅力と可能性でK-POPの“次のレベル”を示すか

2021年06月28日 K-POP

日本人メンバーも所属する4人組グループ、aespa(エスパ)がK-POPの“次のレベル”を示している。

【写真】aespa(エスパ)がJKに!? 可愛すぎる“制服姿”

SMエンターテインメントの新人ガールズグループaespaが急成長で注目されている。アバターを活用した独特の世界観を表現するaespaは昨年、『Black Mamba』で順調なデビューを終え、5月17日に公開した新曲『Next Level』でグローバルな人気を見せ始めている。

映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のOSTをリメイクした『Next Level』は、aespaとアバター“ae”の同期を妨害し、世界を混乱に陥れた“Black Mamba”を見つけるために荒野に去った後の話を盛り込んだストーリーで、世界中のファンを魅了した。

『Next Level』公開直後、韓国音楽チャートのgenieやBugs!での1位はもちろん、米ビルボードの3つのチャート(グローバル200、グローバルチャート(アメリカ除く)、ワールドデジタルソングセールスチャート)や中国QQミュージックなど、グローバル市場で良い反応を得た。

(写真提供=SMエンターテインメント)aespa

何よりも公開から36日目である6月21日に、Melon24Hitsチャート1位になった。昨年7月にMelonチャートが改編された後に発売されたガールズグループの曲が、Melon24Hitsチャートで1位を記録したのはaespaが初めてだ。また、『Next Level』のミュージックビデオも公開から32日で再生回数1億回を突破している。

アメリカの『ピープル』誌は今年初め、公式ホームページを通じて「2021年の音楽界で頭角を現している才能のある新興アーティスト」30グループを紹介し、最初にaespaの名前を挙げた。アメリカのABCニュースも、YouTube再生回数1億回のニュースとともに、彼女たちの独特なコンセプトに注目した。

aespaの特徴と可能性

aespaの最大の特徴は、“現実の世界”に存在する実際のメンバーと“仮想世界”に存在するアバターメンバーが、新しい世界を作っているという点に他ならない。「アバター×エクスペリエンス(Avatar×Experience)」を表現した「æ」と、両面という意味の英単語「アスペクト(aspect)」を組み合わせたグループ名も、その特徴をそのまま説明している。

新型コロナの状況だけでなく、K-POPの成長のなかで無限の拡張性と多様な可能性を持っている彼女らの活動を通じて、「SMカルチャーユニバース(SM CULTURE UNIVERSE・SMCU)」が本格的に世界中のファンと接点を持って展開されている。

(写真提供=SMエンターテインメント)上段左からKARINA(カリナ)、WINTER(ウィンター)、下段左からGISELLE(ジゼル)、NINGNING(ニンニン)

そんな独特のコンセプトを抜きにしても、aespaはK-POPガールズグループとして2021年に最も目立つ歩みと成果を収めている。新人ガールグループでは難しいチャートインはもちろん、ロングランを実現しており、YouTube再生回数をはじめ、グローバルな人気を計ることができる様々な指標でしっかりとした結果を残している。

多くのK-POP関係者が「aespaはデビュー前から“完成形ガールグループ”として、アバターやバーチャルリアリティなどのコンセプトに先立って、各メンバーが多彩な魅力と実力を備えている。『Black Mamba』に続き『Next Level』まで、音楽的にも大衆に十分アピールできる良い曲を披露している」と評価している。

特に、活動時期だけ注目を受けるグループではなく、デビュー後の半年間で名実共にK-POPを代表するグループに成長した点が印象的だ。もちろんSMエンターテインメントという大手芸能事務所が存在し、そのハロー効果も無視できない。しかしaespa現在示している成長と成果は、それだけでは説明不足だ。

(写真提供=SMエンターテインメント)メンバーとアバター

とあるK-POP関係者は、「新人にもかかわらず、音楽チャートで長期間上位に留まって日間チャートで1位に上がったことが印象的だ。さらにグローバルに注目されているが、彼女たちが仮想現実やメタバースなど、他のK-POPアイドルとは異なるコンセプトでどのような活動を広げ、どんな成長と成果を収めるのか楽しみ」と高く期待した。

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