今年4月に惜しまれながら解散したIZ*ONE(アイズワン)について、一部の熱烈なファンが再結成を求めているなか、CJ ENMが公式立場を伝えた。
CJ ENMは最近、多数のメディアを通じて「IZ*ONEの再結成について企画会社たちと多様な可能性を開いて対話中であることは確かだが、まだ決定された内容はない」と、慎重な立場を明かした。
先立ってIZ*ONE解散前だった4月21日、韓国のクラウドファンディング・プラットフォーム「wadiz」には、「IZ*ONEの再ローンチのための小さな一歩、並行宇宙プロジェクト」というタイトルのクラウドファンディングが掲載された。
これはIZ*ONEのファン連合「並行宇宙プロジェクト運営委員会」が展開するクラウドファンディングで、彼らは4月以降のIZ*ONE活動再開を目標にこのプロジェクトを立ち上げた。
目標額は10億ウォン(約1億円)となっていた。その金額について「目標金額10億ウォンはWIZ*ONEの最少目標」「所属事務所と協議をするための1次ファンディング」としており、「再ローンチに必要なマネジメント費用(宿舎、人件費など)とアルバム制作のための初期費用に使うという前提で、所属事務所と緊密な協議のために決定する予定」と伝えた。
6月21日現在、32億ウォン(約3億2000万円)を超えており、サポーター数も2万1000人を突破している。
それについてCJ ENM側は、「その内容をよく知っている。声援に感謝する」とし、「しかし万が一、IZ*ONEの再結成が実現してアルバム作業が行われるとしたら、ファンのお金ではなく、CJ ENMの投資で進行する計画だ」と説明した。
現在、IZ*ONEメンバーたちは写真集や個人SNSの開設などを連日知らせており、ソロ活動に乗り出している。もしIZ*ONEの再結成が実現すれば多くの関心を集めることは間違いないが、今のところ具体的な動きはなさそうだ。
IZ*ONEはMnetのオーディション番組『PRODUCE 48』を通じて誕生したプロジェクトグループ。Mnetは去る3月10日、「アジアを代表するガールズグループに成長したIZ*ONEのプロジェクト活動は、予定通り4月に終了することとなりました」と発表した。
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