所属アーティストの悪材料がYGエンターテイメントの株価を急落させた。
BIGBANGのメンバー、V.I(本名イ・スンヒョン)が容疑者として警察に立件されたというニュースが伝えられると、YGエンターテイメントの株価が暴落した。3月11日、YGの株価は前取引日より14.10%下落した3万7千150ウォン(約3715円)で取引を終えた。
YGの株価は、V.Iが売春斡旋容疑で警察に立件されたと報じられた序盤から下落した。続いてV.Iが、盗撮したと推定される男女の性行為動画や写真をメッセンジャーアプリで共有したことが報じられると、株価はさらに下落した。
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YGの株価下落は、V.Iの性接待疑惑が最初に提起された2月26日から始まった。
当時YGの終値は前日(2月25日)より2100ウォン(約210円)下落した4万5400ウォン(約4540円)だった。その後も下落が続いたが、V.Iの軍入隊のニュースが出ると若干の回復基調を見せた。
しかし相次ぐ疑惑によって再び株価は急落。YGの株価が終値で4万ウォン(約4000円)を下回ったのは、2018年11月23日(3万9千150ウォン)以来のことだ。
3月11日の終値基準のYGエンターテインメントの時価総額は、6756億ウォン(約675億6000万円)。前取引日(3月8日)の終値基準(7865億ウォン)から、1100億ウォン(約110億円)以上も下落したことになる。
これによって韓国芸能界の3大事務所であるJYPエンターテイメント(1兆1043億ウォン)、SMエンターテイメント(9347億ウォン)との差はさらに広がった。
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