美人女優から“新ラブコメ女王”まで次々と事務所移籍が報じられる韓国芸能界…関係者が注視するワケ

2021年04月20日 話題

今年の春から初夏にかけて、新しい所属事務所を探す韓国スターのニュースが次々と聞こえている。大物俳優が“移籍市場”に出てきているのだ。

4月20日、トップ女優のハン・イェスルが現所属事務所パートナーズパークと再契約しないことがわかった。パートナーズパーク側は「ハン・イェスルと再契約しないことで合意した」と明かし、「ハン・イェスルの今後を応援する」と伝えた。

【写真】ハン・イェスルの“胸元ざっくり”トップス姿

来る6月末にパートナーズパークとの専属契約が終わるハン・イェスルが今後、どんな歩みを見せるか注目を集める。特に美貌と個性的な魅力で広告業界でも重宝されているだけに、業界の関心も高いと思われる。

ハン・イェスルだけでなく、先立ってそうそうたる俳優たちが次々と移籍の動きを見せ、話題になっている最中だ。

12年所属した事務所を離れる

映画『建築学概論』で知られる俳優イ・ジェフンが最近、デビューから長らく身を置いたSARAMエンターテインメントを去ることにし、業界の関心が傾いた。

イ・ジェフンは過去12年間、SARAMエンターテインメントで安定した活動を続けてきただけに、所属事務所との決別は少なからぬ衝撃を与えた。そのためイ・ジェフンが移籍市場に出てきて、はたしてどんな芸能事務所と手を取るのかが、業界の関心事となっている。

左からハン・イェスル、イ・ジェフン、チョン・ウヒ

来る4月28日に韓国で公開される映画『雨とあなたの物語』(原題)の主演女優チョン・ウヒも、現所属事務所Namoo Actorsに残るのかが注目されている。

先月、チョン・ウヒの移籍報道が出ると、Namoo Actorsはチョン・ウヒと口頭契約関係で信頼を持って仕事をしている最中であり、移籍市場に出るという話は正しくないと対応した。チョン・ウヒは2011年にNamoo Actorsと専属契約を結び、2016年の再契約後、口頭での契約で関係を続けてきた。

しかしチョン・ウヒが他の芸能事務所関係者とミーティングしたことが知られるなど、移籍に関する動きを見せているだけに注視している関係者が多い。ただ移籍のニュースがすぐに聞こえてくる可能性は低いと思われる。現在、映画撮影中のチョン・ウヒは、ミーティングした関係者に作品が終わるまで演技に集中し、決定すると伝えたことがわかった。

『女神降臨』の女優ムン・ガヨンも

日本の漫画『カンナさん大成功です!』を原作とする韓国映画『美女はつらいよ』で知られる女優キム・アジュンも、新しい事務所に移籍すると見られている。

昨年、前所属事務所であるキングエンターテインメントとの専属契約が満了し、移籍市場に出てきたキム・アジュンは、昨年末、エースファクトリーと契約の話し合いが進めされたが、中断したことがある。しかし最近、キム・アジュンが新ドラマ『ゼロ』(原題)の女性主人公としてキャスティングされ、専属契約の議論もまた浮上している状況だ。

日本では4月23日からMnetで放送されるドラマ『女神降臨』で話題を集め、新しい“ラブコメ女王”になった女優ムン・ガヨンも、すぐ移籍市場に出てくる。

(写真提供=キーイースト)ムン・ガヨン

ムン・ガヨンは現所属事務のキーイーストと再契約しないことにし、新しい事務所探しに乗り出した。ライジングスターとして期待されるムン・ガヨンだけに、行き先が注目されている。ただキーイースト側は、「再契約の議論をこれから始める段階であり、ムン・ガヨンの移籍はまだ決定されていない」と述べた。

ドラマ『応答せよ1994』などで知られる俳優ソン・ホジュンは、YGエンターテインメントと5月に専属契約が終了する。関係者によると、ソン・ホジュンも再契約せず、新しい事務所を探す様子だ。

次々とスターたちの移籍が可視化されながら、韓国芸能界の新たな活力となっている。

とある関係者は「スターの加入がマネジメント会社にとっては新しい動力となる。移籍を控えた俳優たちにいつも目をつけ、関心を持つのは当たり前」とした後、「最近では長年の関係を後にして新しい事務所に移る俳優が増え、マネジメント各社の地形も少しずつ変化している雰囲気だ。なおさら注視することになる」と述べた。

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