K-POPボーイズグループGOT7のジニョンが俳優パク・ソジュン、EXOディオ(本名ト・ギョンス)に続くtvNドラマ界の“魔性の主人公”として話題を集めている。
ジニョンは韓国tvNの新ドラマ『サイコメトリーあいつ』(原題)で、対象に触れた瞬間その人物や物体が持つ記憶を読み取ることができる少年イ・アンを演じる。
自身の能力を上手くコントロールできない“落ちこぼれ超能力者”にもかかわらず、常に自己愛と自信だけは一級品のイ・アン。
これまで同局で放送された『キム秘書はいったい、なぜ?』のパク・ソジュンや『100日の郎君様』のディオに続く“型破りの主人公”として、ドラマを愛するお茶の間の人々から早くも注目を浴びている。
(関連記事:過激化が止まらない? 韓国で“19禁ドラマ”が増加傾向にある理由)
前代未聞の破天荒なキャラクター設定をしたにも関わらず、前述のドラマ作品たちが絶大な反響を呼んだのはなぜなのか。そして、ジニョンは初回放送を控えた『サイコメトリーあいつ』でこれからどんな魅力を披露してゆくのだろうか。
ト・ギョンスの名で俳優としても活躍しているK-POPグループEXOのディオは、『100日の郎君様』で容姿端麗・文武両道の皇太子イ・ユルと、記憶を失い庶民に転落したウォンドゥクの1人2役を熱演。
カリスマ性にあふれる完全無欠の皇太子イ・ユルと、端正な顔立ちに似合わず純粋で頼りなさげなウォンドクの相反する魅力を見事に表現し、女性視聴者の心を奪って離さなかった。
初の時代劇、初の主演作で1人2役というプレッシャーをものともせず、最終的には “郎君様病”という造語まで生まれ、ディオはtvNドラマ界に新たな旋風を巻き起こした。
一方で、『キム秘書はいったい、なぜ?』でパク・ソジュンが演じたイ・ヨンジュンは、眉目秀麗で財力と才能まで兼ねそなえているにも関わらず、並はずれた自己愛のせいで恋愛もままならない究極のナルシスト副社長。
そんな前代未聞のキャラクターが反響を呼び、コメディータッチなストーリーとロマンスにあふれる展開は視聴者をときめきと爆笑の渦に巻き込んだ
ラブコメ王者として君臨するに相応しいパク・ソジュンの魅力的な演技は、視聴者の恋愛細胞を刺激するのに十分だったといえる。
『サイコメトリーあいつ』でジニョンの演じるイ・アンは、完璧なビジュアルとフレッシュな魅力で早くも話題を呼んでいる。
「これだけやればサイコメトリストとして合格じゃないか?」というイ・アンのセリフからは、自信家で威風堂々とした彼の性格がうかがえる。しかしこのイ・アン、実際には下手な超能力と的外れな推理で事件をややこしくする常習犯だ。
破天荒なキャラクターではあるが、虚勢を張って空回りを繰り返す彼の溌溂とした可愛らしさは、多くの視聴者を魅了することが予想されている。果たしてお騒がせ少年イ・アンは未熟な超能力を以てして事件を解決することができるのか、コミカルながらも緊迫感あふれるドタバタストーリーに注目が集まる。
tvNが贈る期待の新ドラマ『サイコメトリーあいつ』は、『王になった男』の後続ドラマとして来る3月11日午後9時30分に初回放送予定。
前へ
次へ