少女時代のメンバーで女優としても活躍しているユリが、MBN『ポッサム 運命を盗む』(原題)で初の時代劇に挑戦する。
MBNの開局10周年特別ドラマである同作は、光海君(朝鮮時代第15代国王)治下の朝鮮時代を舞台に、ポッサム(寡婦を連れ去って再婚させること)や泥棒などを専門とするチンピラ男・バウが、翁主(王女)のスギョンを誤ってポッサムすることで繰り広げられるロマンス時代劇だ。
ユリは光海君との下に生まれた王女スギョン役を演じる。
スギョンは政治的密約で父親の宿敵イ・イチョム(演者イ・ジェヨン)の息子と婚約を結ぶが、初夜も経ず嫁ぐことができないキャラクターだ。その上、ボッサム屋バウ(演者チョン・イル)のミスで連れ去られ、一夜にして激変した運命に直面することとなる。
簡単な説明だけで波乱万丈な人生が予測されるが、彼女はこれを“非運”と受け止めるよりも、その運命を開拓する強い精神力と、どのような状況にも屈さない生まれつきの気品を持っている。
スギョンの波乱万丈なストーリーは、3月17日(本日)に公開されたスチールカットからも垣間見ることができる。王族のスギョンが女官の姿で洗濯かごを持っており、この話に出てくるビハインドストーリーへの関心が高まっている。
これまで、ユリの上品なルックスと中低音の落ち着いた声は時代劇とよく合うだろうというファンの期待が高かったため、『ボッサム』出演の知らせに、「ついにユリが時代劇だなんて」「韓服が本当によく似合う」など嬉しい反応が湧いている。
そしてこれを証明するかのように、多様な作品群で鍛えてきたしっかりとした演技力で、変化に富むキャラクターに完璧な生命力を吹き込んでいるというのが製作陣の話だ。
『ボッサム』制作陣は、「女優のユリが持つ端麗なイメージが、スギョンとよく合っていた。また、望まない婚約、結婚相手の嫁、ポッサム行きなどの波乱万丈な人生を、時代劇に初挑戦という事実が信じられないほど見事にこなしている。今作で時代劇の女神という称号も得られるのではないかと期待している」と付け加えた。
MBN『ポッサム 運命を盗む』は5月に韓国で放送開始予定だ。本放送開始と同時に、韓国最大のOTTサービス「wavve」でも独占公開される。
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