SUPER JUNIORが3月16日、10枚目のフルアルバム『The Renaissance』をリリースしてリード曲『House Party』で音楽活動を行う。同日午前、オンラインで開催された記者会見に出席したメンバーらは、カムバックに向けたわくわくする気持ちを伝えた。
【写真】SUPER JUNIOR、新譜のメンバー別ポスター公開
本来、デビュー15周年だった2020年に新しいアルバムを披露する予定だったが、完成度やコロナによって3回も延期された。イトゥクは「ファンの皆さんが長く待ってくださった。良いクオリティに仕上げたいという欲がわいた」と説明する。
今回のアルバムには多彩なジャンルの10曲が収録され、SUPER JUNIORの深まった音楽世界を満喫できるという。
ウニョクは「僕たちはフルアルバムを出すことに対するプライドがある。いつもぎっしり詰まったアルバムを念入りに作ろうと頑張っている。今回のリード曲も心血を注いだ末に作ったので、気に入っていただけたら嬉しい」と語った。
新曲『House Party』は、軽快で楽しいリズムとギターリフが印象的なディスコポップジャンルの曲。トレンディなメロディーとトラップが加わり、力強いダンス曲となった。コロナによってみんなが大変な状況だが、ささやかな日常を忘れないでという歌詞の内容のように、コロナ禍での希望のメッセージを伝える。
イトゥクは「疲れてうつな時こそ、僕たちの明るく楽しい歌を聞きながら気分転換してほしい」と呼びかけた。
また、「以前は流行りのジャンルを追いかけるのに必死だったが、時間が経ってみると僕たちが集まってステージで楽しく活動するのが大事だということに気づいた。『House Party』もSJらしいというエネルギーを伝えることに重きを置いた」と説明した。
ウニョクは「メッセージを込めつつ、SUPER JUNIORらしく愉快に盛り込んだ」と付け加えた。
今回のアルバムは、SUPER JUNIORにとって新たなスタートの意味する。
イェソンは「1と0が一緒にある、2桁の始まりのような意味だ」と言い、イトゥクは「やり直す、原点のようだ。1枚目と10枚目が相通じるという感じもする」と意味を与えた。
リョウクは「アルバムにとって10という数字はパーフェクトな意味があると思う」とコメントし、シンドンは「K-POP界で10枚目のアルバムを出したというのは、その分の音楽的成長を見せなければならないというのと、次のアルバムでさらに成長しなければならないというプレッシャーがある」と打ち明けた。
久しぶりに集合してアルバムをリリースする感想としては、「SUPER JUNIORとして活動すると一段と元気が出る。ソロ活動は仕事のようだが、メンバーたちと一緒にいる時は遊んでいる気分だ」とリョウク。
イトゥクは「グループ活動をしていると、『少しだけ狂う人はいても、狂わない人はいない』という。慌ただしいけど、生きていると感じる。今回の活動も狂った人々のように頑張る」と語って笑いを誘った。
彼はまた、トップクラスの人気が長く続いている秘訣について、「メンバーがそれぞれの位置で一生懸命活動しているので、その後光がグループ活動にも良いシナジー効果を与えるようだ」と語った。
久しぶりの“完全体”活動であるだけに、カムバックショーやドキュメンタリー、自主番組など、ファンのための多様なコンテンツはもちろん、グローバルな活動を再開する予定だ。ドンヘは「賑やかさと愉快さという僕たちのカラーは確実にあると思う。今後もSUPER JUNIORとして残りたい」という希望を述べた。
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