『梨泰院クラス』に続き『暗行御史』まで大ヒット。“最旬女優”クォン・ナラが語る演技への本気度【インタビュー】

2021年03月01日 話題

『梨泰院クラス』に続いて『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』(原題)まで、女優クォン・ナラが良い作品に対する目利きを証明した。

【写真】クォン・ナラ、「驚異の美背中」を披露

フュージョン時代劇『暗行御史』は、視聴率5%台で始まり、13%を超えることで『椿の花咲く頃』以後KBSミニシリーズ史上最高視聴率を記録しながら有終の美を飾った。

今回の作品を通じて時代劇に初挑戦した彼女は、これまで見せてきた都会的で洗練された姿とは逆のキャラクターを熱演。強い性格のホン・ダイン役でキム・ミョンス、イ・イギョンとの愉快なコンビネーションを披露した。

クォン・ナラは「『梨泰院クラス』のオ・スアと似て異なる役立った。辛い時代があるが、妥協したり闘っていく姿が違う。やはり明るいエネルギーが多かった。そういう部分を撮影前からいろいろと悩み、研究した」と振り返る。

クションスクールに通ったり、遊女や男装など、マルチなキャラクターをこなさなければならないことがプレッシャーにもなったはず。ただ、クォン・ナラはキャラクターに格別な愛情を示した。

「(キャラクターに)特に共感できたのは、とても明るく、勇敢で、正義感あふれる部分だった。ダインは行動派で、不義に耐えられないような部分があって、そういう勇気ある彼女がうらやましかった。私はまだ勇気が足りない気がするので、ダインを見ながらたくさん学んだと思う」

(写真提供=A-man project)

キム・ミョンス、イ・イギョンとの共演については「本当にたくさん笑っていて、監督が3人の笑いを編集するのに苦労したと言っていた。もう親しくならなくてもいいと言われるほどだった」と笑いながら、「ミョンスさんは繊細で思いやりもあってロマンスシーンでは先に近寄ってくれたし、イギョンさんはいたずらも多くて愉快な方なので撮影前に緊張するようなら先に話しかけたりいたずらをしてくれた」と感謝の気持ちを伝えた。

2012年にガールズグループHELLOVENUS(ハローヴィーナス)のメンバーとしてデビューしたクォン・ナラ。グループ解散後は女優に転向して『怪しいパートナー』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『親愛なる判事様』『Doctor Prisoner』(原題)、『梨泰院クラス』など、出演したすべての作品が良い反応を得たことで“視聴率妖精”となった。

彼女はアイドル活動が演技の土台になったと言う。

「ステージに上がった時も、3、4分間で楽曲に合う感情表現をしようと演技をしていた。今は女優としてキャラクターをうまく表現しなければならないことがプレッシャーにもなる。うまくやっているのか、と自ら質問もたくさんする」

(写真提供=A-man project)

クォン・ナラにとって演技活動の原動力になったのは、作品共演した良い先輩たちだった。彼女は「作品ごとに私にとっては師匠のような先輩たちがいて、ロールモデルがいた。そのおかげで夢を育てることができた。演技は感じたものを表現することだと、先輩たちを見ながら常に感じた。何かの公式があって、その通りにできるものではないと悟った」

温かい心で演技をする女優になりたいと目を輝かせたクォン・ナラは、「人間クォン・アユン(本名)としてはいつも笑顔が絶えない人になりたい。人に幸せを与えられるためにはまず自分が幸せにならなければ。クォン・ナラとしては、演技への欲が強い。演技が面白い。これからも良い姿、さらに成長していく姿をお見せしたい」と意気込んだ。

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