『梨泰院クラス』のモデルともされる韓国の人気料理研究家がNetflixで“飯テロ”新プロジェクト

2020年12月06日 話題

Netflixが、韓国の人気料理研究家ペク・ジョンウォンとの新プロジェクト『バックスピリット』(原題)を発表した。

【写真】『梨泰院クラス』パク・ソジュンの彼氏風コートスタイル

新しく配信が決定した『バックスピリット』は、料理だけでなくお酒にも造詣が深いペク・ジョンウォンが、韓国を代表する人物と共に韓国のお酒に込められた興味深い話や、人生経験を共有し、視聴者に温かい共感を伝えるといった内容になっている。韓国のお酒、食、文化を本格的に紹介するリアリティ番組となる見通しだ。

これまで韓国人を魅了してきたペク・ジョンウォンの話術と魅力が、Netflixを通じて全世界の視聴者の目に触れるという点でも期待を集めている。

(写真=Netflix)ペク・ジョンウォン

これまでNetflixには、世界中から様々な“食”に関するコンテンツが集まってきた。日本の『孤独のグルメ』『ハイパーハードボイルドグルメリポート』や、アメリカの『アメリカンバーベキュー最強決定戦!』『クッキング・ハイ:マリファナ料理対決』など、ドラマや映画、ドキュメンタリー、料理対決といった多岐にわたるジャンルで配信されている。

“食”といういつの時代も不変なコンテンツに、今回韓国もNetflixオリジナルシリーズとして参戦することになった。

『梨泰院クラス』の敵役のモデル?

ペク・ジョンウォンは韓国で店舗数が最も多い飲食チェーン店「ハンシンポチャ」の経営者という顔も持っている。このハンシンポチャは、今年Netflixで大ヒットしたドラマ『梨泰院クラス』で敵役だった「長家」(チャンガ)のモデルになっているともされている。

劇中では憎たらしい敵として描かれていた長家会長チャン・デヒだが、モデルともされるペク・ジョンウォンは韓国国民からとても愛されている存在だ。もしかしたら『バックスピリット』では『梨泰院クラス』に関する裏話も聞けるかもしれない。

名実共に韓国の飲食界を代表するペク・ジョンウォンは、tvNの『家庭料理ペク先生』(原題)、『ストリートフードファイター』(原題)といった番組を通じて、テレビでも大きな人気を集めている。

韓国の酒文化の中心であり、アイコニックな存在でもある緑色の瓶焼酎、ビール、マッコリ、クラフトビールまで“最も韓国的なお酒”のストーリーを盛り込んだコンテンツで、韓国はもちろん世界の視聴者の五感を満足させる予定だ。

制作陣には、『家庭料理ペク先生』『ストリートフードファイター』シリーズでペク・ジョンウォンと共演したパク・ヒヨン、イ・ウンギョン、クァク・チョンア、イ・ジョンヒョクプロデューサーが共同演出を担当。

新鮮な企画と感覚的なコンテンツで好評を得た制作陣が、韓国の酒を造る人と飲む人の話をどのように描いていくのか注目が集まる。新たな“飯テロ”コンテンツを、お腹を空かせて心待ちにしよう。

◇ペク・ジョンウォン プロフィール

1966年9月4日生まれ。韓国の料理研究家、エッセイスト。数々の料理番組に出演、料理本も出版している。そのほかにも韓国では様々な飲食店のプロデュースも手掛けており、東京の新大久保にある「セマウル食堂」もその1つ。2013年に女優ソ・ユジンと結婚。

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