俳優シン・ヒョンジュンが、元マネージャーの告訴事件に対して嫌疑なしの不起訴処分を受けた。
シン・ヒョンジュンの法定代理人である法務法人ピョンアン側は11月12日、「2020年11月9日、ソウル北部地方検察庁は、シン・ヒョンジュンさんに対するキムさんの情報通信網法違反(名誉毀損)告訴事件に対し、嫌疑なしで不起訴処分にした」と明らかにした。
シン・ヒョンジュンもまた、代理人を通じて「キム氏が私に対してプロポフォールの使用、パワハラなどを主張し、暴露した内容がすべて事実ではないことが捜査を通じて明らかになった」とし、「これに関して私は、キム氏の名誉毀損行為に対する告訴を行った。現在捜査が進行中であり、今後も法によるすべての責任を厳重に問う」と説明している。
シン・ヒョンジュンは、去る7月に元マネージャーによる暴露によって議論の中心に立たされた。元マネージャーのキム氏は当時「シン・ヒョンジュンは“牛乳注射”と呼ばれる麻薬プロポフォールを違法投薬した」「シン・ヒョンジュンから不当な扱いを受けた」などと主張し、世間を騒がせた。
以下、法務法人ピョンアンが発表したシン・ヒョンジュンの公式立場全文
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こんにちは。俳優のシン・ヒョンジュンです。
コロナウイルスによって皆が大変なこの時期に、私のことでまでご心配をおかけしてしまい真に申し訳ありません。
ただ、キムさんが私に対してパワハラなどの理由で告訴した事件が、2020年11月9日にソウル北部地方検察庁で嫌疑なしとされ、不起訴決定されたのでこれをお知らせすることが道理だと思いました。
すでにご存じの通り、2020年7月27日、江南警察署はキム氏がいわゆるプロポフォール疑惑で私を告発した事件について、いかなる不法事実も確認できないとし、直ちに告訴状を差し戻しています。
キム氏が私に対して主張して暴露していたプロポフォール、パワハラなどの内容は、すべて事実ではないことが捜査で明らかになりました。
これと関連し、私はキム氏の名誉毀損行為に対して告訴しており、現在捜査が進行中です。今後も法によるすべての責任を厳重に問うつもりです。
今回のことを経験し、テレビ出演などの対外活動を自制しながら、私を愛してくださる多くの方々にご不便をおかけしている自分自身を謙虚に振り返る時間を持つようになりました。
これからも一層真面目で成熟した姿でお会いできるよう努めます。信じて応援してくださる多くの方々のご恩を、決して忘れません。
ありがとうございます。
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