2018年10月から段階的に兵役期間が短くなっている。
最終的に陸軍の兵役期間は21カ月から18カ月になるのだが、それが完全実施になるのは、2020年6月15日以降に入隊した人からだ。
それ以前の人は、入隊日によって短縮日数が変わってくる。
しかも、兵役期間の短縮は、入隊日によって兵役期間が不公平にならないように段階的に実施されている。
具体的な短縮方法は、入隊日に応じて2週間に1日ずつの割合で兵役期間を短くしている。この計算方式によって、対象者の除隊日がどのように変わっていくかを予測することができる。
それでは、2019年の上半期に入隊した人たちは、従来の兵役期間の21カ月がどのくらい短縮になるだろうか。
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具体的に表にしてみよう。
〔入隊日〕 〔短縮日数〕
1月 1日~1月14日 53日短縮
1月15日~1月28日 54日短縮
1月29日~2月11日 55日短縮
2月12日~2月25日 56日短縮
2月26日~3月11日 57日短縮
3月12日~3月25日 58日短縮
3月26日~4月 8日 59日短縮
4月 9日~4月22日 60日短縮
4月23日~5月 6日 61日短縮
5月 7日~5月20日 62日短縮
5月21日~6月 3日 63日短縮
6月 4日~6月17日 64日短縮
6月18日~7月 1日 65日短縮
この表からも明らかのように、2019年上半期に入隊する人は、1月下旬で54日、6月下旬で65日の兵役短縮になっている。
65日といえば、2カ月以上だ。それだけ除隊が早まるわけで、段階的に実施されている兵役短縮の効果は大きい。
(文=康 熙奉/カン・ヒボン)
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