BTS(防弾少年団)が8月21日、新曲『Dynamite』発売記念オンライン記者会見を行った。
すでに世界で認められたBTSだが、今回の新曲はさまざまな変化が目立つ。デジタルで発売される英語の曲というのは、最も大きな違いだ。
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メンバーのRMは、「曲を聞いたたくさんの方を元気付けたいと思った。僕たちには冒険かつ挑戦であるデジタルシングルで、最初に感じた曲の印象を生かそうと英語の歌詞をつけた」と説明する。
Vも「曲とメロディーを考えたとき、英語の歌詞がよく似合った」とコメント。J-HOPEは「初めて聞いたとき、いい感じだったし、その気持ち良さを分け合いたかった。リスナーの方が元気を得られうるように気をつけた」と述べた。
JIMINも、「全世界的に大変な時期だが、僕たちも予定したことが出来なかった。ステージに立てず、ARMY(BTSのファンネーム)とも出会えなくて虚脱感と無力感に襲われたが、それを乗り越えるために突破口が必要あった。僕たちも準備しながら元気を得たので、皆さんも歌を聞いて元気になってほしい」と語っている。
新曲『Dynamite』は、明るく軽快なディスコポップ調の曲。ジョナス・ブラザーズ(Jonas Brothers)の『What A Man Gotta Do?』やヘイリー・スタインフェルド(Hailee Steinfeld)の『I Love You’s』を手掛けたデイヴ・スチュワート(David Stewart)とJessica Agombarが作詞・作曲に参加した。
「もともと(制作)予定はなかったが、聞いた瞬間テンションが上がった」というRMは、「明るい曲だったからとても良かった。アルバムを制作しているなか、早く(活動を)やりたくてシングルで出そうと提案した。より多くの人とこの曲を楽しみたかった」と話す。
また、「みんながリズムに乗って肩を上下に揺らすはずだ」とSUGA。JINも「楽しいメロディーにぴったりな歌詞だ。まさに、いまだから聞かせたい歌」と自信を見せた。
試練や傷、怖さなど、BTSの率直な思いを歌ったこれまでのアルバムと違って、今回の『Dynamite』には「幸せ」と「自信」という2つのメッセージが込められている。新型コロナでみんなが大変なこのご時勢、世の中に活気を吹き込み、人生の大切さと特別さを語ろうとする曲だ。
JINは「厳しい状況だが、みんなで乗り越えて前に進もうというメッセージを込めた。全世界の人々が歌を通じて癒しと応援を感じてほしい」と呼びかけた。
BTSの新曲『Dynamite』は、8月21日13時(韓国時間)に世界同時リリースされる。
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