グループXGのメンバー、ココナ(COCONA)が自身の20歳の誕生日に勇気ある告白をした。
ココナは自身が「AFABトランスマスキュリンノンバイナリー」であることを明らかにし、真の自分を見つけていく過程を公開した。
去る12月6日、ココナはXGの公式SNSを通じて、「20歳という節目を迎えるにあたって、これまで心の奥にあった想いを少しお話ししたい」として、「私はAFAB Transmasculine Non-binaryだ。今年、胸の切除手術を行った」と明らかにした。
「AFABトランスマスキュリンノンバイナリー」は、生まれたときは女性と指定されたが、自身を女性のみとして規定せずに男性性をより近くに感じたり、その範囲のなかでアイデンティティを形成したりする人を意味する。
ココナは「いちばん難しかったことは、“自分自身を受け入れて認めること”だった」として、「ほんの少しでも自分を受け入れ、0.1歩でも前に進めた今、私は新しい扉を開けることができた」と伝えた。
ともに公開された写真のなかのココナは、黒いジャケットだけを着て花を持っている姿だ。ジャケットの間には、胸の切除手術の跡が露わになり、自身の宣言を象徴的に見せた。
ココナは、「この文章が、誰かの心にそっと光を灯せますように」として、「私の愛が必要としているすべての人に届きますように」と綴り、自身をありのままに受け入れるようになった過程を告白した。
また、XGのメンバー、総括プロデューサーのJAKOPS、そして両親に感謝を伝えた。
これに対し、JAKOPSは自身のSNSを通じて「COCONAが自分の想いを世界に伝えた今日、私は心からの感動と尊敬の気持ちでいっぱいだ」として、「これからも一人ひとりが“活動するアーティスト”としてだけではなく、一人の人間として心から尊重され、自分の人生を愛せるように誠実なサポートを続けていく」と応援のメッセージを送った。
続けて、彼は「XGの華やかな音楽やビジュアルも誇りに思うが、私が何よりも世界に伝えたいのは、メンバー達が持つ純粋で本質的な心だ」として、「今日をもって、全員が成人を迎えた。その節目を記念して、今年の成人式の日に撮影した記念写真を皆さんにお披露目する」と付け加えた。
なお、ココナの告白は「勇気・愛・希望」というXGの核心的メッセージを象徴的に示す出来事だと評価されている。ファンは、「心から尊敬する」「ありのままのココナを応援する」という反応を送り、熱く支持している。
(記事提供=OSEN)
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