Disney+ドラマ『捏造された都市』が、グローバルTV部門2位(11月23日基準、フリックスパトロール提供)を記録した。
ヒットの主な要因として俳優チ・チャンウクの演技力が挙げられる。ドラマ『最悪の悪』『江南Bサイド』に続き、スリラーで3作連続ヒット中だ。
『捏造された都市』でチ・チャンウクが演じたテジュンは、感情の振幅が最も大きい人物だ。ボロボロになった人生の絶望から、復讐に向かって再び上がっていく瞬間まで波乱万丈である。
アクションもチ・チャンウクの得意分野だ。身体を使ったアクション、カーチェイス、バイクアクションまで、場面ごとに身体を張った演技はジャンルの完成度を高めた。
また、テジュンが本格的な復讐に拍車をかけるとき、集中度が高まる。無念な濡れ衣という見慣れた物語の構造を、細やかなテンポの良さと緩急の調節で再構築した。
パク・シヌ監督は、「チ・チャンウクそのものがジャンルになる日が来るだろう」と話した理由もここにある。
Disney+のグローバル順位2位は決して偶然ではない。『捏造された都市』の成功はチ・チャンウクのキャリアでもう1つの分岐点として位置づけられている。
◇チ・チャンウク プロフィール
1987年7月5日生まれ。小劇場のオーディションを通じてミュージカルに出演した経歴を持つが、本格的にデビューしたのは2008年公開の映画『スリーピングビューティー』から。翌年放送されたドラマ『ソル薬局の息子たち』(KBS)で一家の末っ子ソン・ミプンを演じたことがきっかけで、注目を集めるように。2014年に放送されたドラマ『奇皇后』(MBC)を機に、一躍韓流スターとして名を上げた。初期の作品から現在に至るまで、熱い人気を博している。
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