「グラミー賞」もK-POPの影響力を無視できず!BTSが唯一認められていた時代からの変化

2025年11月10日 話題 #BTS #BLACKPINK

「グラミー賞」もこれ以上K-POPを無視することはできなかった。

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来る2026年2月、アメリカ・ロサンゼルスで開催される「第68回グラミー賞授賞式」の最終候補リストが、アメリカのレコーディングアカデミーを通じて発表された。

同リストにK-POPアーティストと楽曲が大勢名を連ねると、海外メディアはこれを歴史的な事件だと評価した。初めてK-POPが大衆音楽の主要ジャンルとして認められたということだ。

K-POPの躍進の頂点だったNetflixアニメ『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』のOST『Golden』は、「グラミー賞」の5部門に名を連ねた。

『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』
(写真=Netflix)『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』

特に、主要6部門「ジェネラル・フィールズ」の1つである「今年の楽曲」をはじめ「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」の候補として挙がった。

ガールズグループBLACKPINKのメンバー、ロゼはまた歴史を刻んだ。シングル『APT.』で「今年の楽曲」「今年のレコード」と、「ジェネラル・フィールズ」だけで2部門の候補に選ばれた。ここに「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」まで、3部門の候補となった。

ロゼ
(写真=ロゼInstagram)

『APT.』はロゼと歌手ブルーノ・マーズのデュエット曲だ。グローバルチャートでヒットし、大人気を博した。アメリカの4大大衆音楽授賞式の1つである「2025 MTVビデオ・ミュージック・アワード」では、K-POPアーティストとして初めて大賞に相当する「今年の楽曲」を受賞した。ロゼが世界の大衆音楽の歴史に刻んだ新たな道しるべとなった。

デビュー2年目の新鋭、KATSEYEの成果も驚くべきだ。HYBEとゲフィン・レコードが手掛けたグローバルガールズグループであるKATSEYEは、「グラミー賞」の新人賞「ベストニューアーティスト」の候補に挙がった。同部門も「ジェネラル・フィールズ」に分類される栄誉ある賞だ。

KATSEYE
(写真=HYBE、Geffen Records)KATSEYE

KATSEYEは2024年8月にデビューした新人だ。これまでシングル『Gnarly』『Gabriela』などの曲が相次いでヒットし、現在もビルボードチャートを“逆走中”だ。 KATSEYEもやはり「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」候補となり、同部門は5組の候補のうち、過半数以上がK-POPで満たされた。

「グラミー賞」は世界最高の権威を誇るが、保守的な傾向でもよく知られている。これまでK-POPでは、BTSが「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」候補に挙がったことはあるが、受賞が叶うことはなかった。「ジェネラル・フィールズ」にK-POPに関連する楽曲が候補として発表されたのも今回が初めてだ。

BTS
(写真=BIGHIT MUSIC)BTS

海外メディアは、K-POPの新しい時代が開かれたと評価する雰囲気が漂っている。これまでのファン限定の文化から抜け出し、真の大衆文化として認めるようになったきっかけだと分析されている。

新聞『ロサンゼルス・タイムズ』は、今回の「グラミー賞」候補リストについて、「K-POPをポップミュージックの主要な部分として受け入れたことを示唆している」と指摘した。

アメリカの経済専門誌『フォーブス』は、「『グラミー賞』でK-POPは歴史的に無視されてきた。この10年間、世界的な現象だったにも関わらず、K-POPは音楽界の最も大きなイベントで失望してしまうほど、過小評価された」として、「K-POPではただ1つの名前、BTSが認められただけ」と伝えた。

『フォーブス』は今年から状況が変わったとし、『Golden』『APT.』が主要部門の候補に選定されたことについて、「歴史的であることは間違いないが、驚くべきことではない」として、「2曲は最近の審査対象期間中に最も成功的な曲であったため」とK-POPの圧倒的な成果を高く買った。

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