SEVENTEENのジュンが出演した中国映画『The Shadow’s Edge(捕風追影)』が韓国で公開される。
8月22日、所属事務所PLEDISエンターテインメントと配給会社ディステーションは、『The Shadow’s Edge』が9月20日に韓国で公開されると発表した。
この日公開されたトラップポスターは、今にも銃撃戦が始まりそうな緊張感を漂わせ、作品への期待を一気に高めた。
『The Shadow’s Edge』は、最先端の監視網を突破して数十億を奪った犯罪組織と、それを追跡する少数精鋭の監視チームとの息詰まる追撃戦とアクションを描いたアクション犯罪ブロックバスター。ジュンは犯罪組織「楊家団(ヤンジャダン)」の核心メンバー、フフォン役を演じ、ジャッキー・チェン、レオン・カーファイといったベテラン俳優たちと共演した。
同作は8月16日に中国で公開され、2日間で観客動員数630万人を突破し、現地のボックスオフィス1位を獲得した。また、今年5月に開催された「第78回カンヌ国際映画祭フィルムマーケット」に出品され、アジアのみならずヨーロッパやラテンアメリカなど世界中の映画関係者から注目を集めた。
ジュンは作品の中でボクシングを基盤としたアクションを完璧にこなし、高い評価を得ている。監督のラリー・ヤンは彼について「将来性が無限で、誠実な俳優だ」と称賛。中国の日刊紙『南方日報』もジュンを「新鋭アクションスター」と評し、「彼をはじめとする楊家団のメンバーは、登場するだけで観客に強烈な印象を残す」と伝えた。
ジュンは2006年に映画『野・良犬』で俳優デビューし、翌年には香港映画監督協会で最優秀新人賞を受賞。また「第27回香港電影金像奨」では最優秀新人俳優部門に中国人子役として初めてノミネートされた。
2023年には青春ロマンスドラマ『独占おとぎ話』で釜山国際映画祭アジアコンテンツアワーズ&グローバルOTTアワーズの人気賞を受賞。さらに昨年はファンタジー・コメディ時代劇『雲帰喜事』(原題)に出演するなど、着実に演技の幅を広げてきた。
また、SEVENTEENとしてのグループ活動も精力的に続けている。ジュンはメンバーと共に、9月12日・13日に仁川アシアド主競技場で開催される「SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN INCHEON」のステージに立つ。さらに同月27日・28日には香港最大規模のカイタック・スタジアムで公演を行い、10月には北米5都市、11月~12月にかけては日本4大ドームでのツアーを予定している。
(記事提供=OSEN)
◇ジュン プロフィール
1996年6月10日生まれ。SEVENTEENの中国人メンバーで、本名はウェン・ジュンフェイ。2歳のころに公園で遊んでいたところをスカウトされ、中国で子役デビュー。2008年には俳優として「第3回香港映画監督協会年度大賞」最優秀新人俳優賞を受賞した経歴を持つ。2012年に現在の所属事務所PLEDISエンターテインメントにスカウトされ、一人で渡韓し練習生に。2015年にSEVENTEENのメンバーとしてデビューした。整った顔立ちはもちろん、ダイナミックなパフォーマンスとその最中に見せる豊かな表情も人気。
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