HYBEに所属するアーティストおよびプロデューサー16名が、米レコーディング・アカデミー(Recording Academy®)の会員に新たに加わる。
レコーディング・アカデミーは7月9日(現地時間)、BUMZU、ZICO、SEVENTEENのウジとバーノン、TOMORROW X TOGETHERのヨンジュン、ENHYPENのジョンウォン、LE SSERAFIMのユンジン、KATSEYEの全メンバー、そしてプロデューサーのSlow Rabbit、Supreme Boi、Wonderkidを新たな「投票会員(Voting Member)」として招待した。
レコーディング・アカデミーは、アーティスト、作詞家、プロデューサー、エンジニアなど、音楽業界の専門家たちによって構成される由緒ある団体で、1957年に設立され、1959年から「グラミー賞」を主催している。
今回選ばれた新会員は、2025年2月1日に開催される「第68回グラミー賞」から投票権を持つことになる。また、アカデミー主催の各種イベントへの参加や、意見表明の機会も与えられる。
HYBE所属のアーティストやプロデューサーたちは、優れた音楽性を武器に、K-POPの質・量両面での成長を牽引してきた。シンガーソングライターとしてデビューしたBUMZUは、SEVENTEENをはじめ数多くのヒット曲を世に送り出し、「第11回韓国音楽著作権協会著作権大賞」で作詞・作曲・編曲部門すべてで大賞を受賞した実力者だ。
ZICOはアーティスト兼プロデューサーとして『Any Song』『SPOT!(feat. JENNIE)』など数多くのヒット曲を生み出し、大衆性と芸術性を兼ね備えた“トップティアミュージシャン”として知られている。
SEVENTEENのウジとバーノンは、グループの作品制作に深く関わるだけでなく、他アーティストとのコラボレーションも精力的に行っており、それぞれの著作物は韓国音楽著作権協会に200曲以上(ウジ)、100曲以上(バーノン)が登録されている。
TOMORROW X TOGETHERのヨンジュンは、多くの楽曲制作に関わるほか、ソロミックステープ『GGUM』ではK-POP屈指のパフォーマーとしての表現力と音楽的才能を発揮。ENHYPENのジョンウォンは、グループのリーダーとして“トップティア”への飛躍を牽引し、ストーリーテリングと多様なコンテンツを融合させた「次世代エンターテインメント」を実現してきた。
LE SSERAFIMのユンジンは、4thミニアルバム収録曲『Crazier』のメインプロデュースをはじめ、作詞・作曲にも積極的に携わり、自作曲も多数発表するなど、アーティストとしての幅を広げている。アメリカでデビューしたKATSEYEは、パン・シヒョク議長主導の「K-POP式制作システム」を経て誕生。卓越した歌唱力とパフォーマンスで注目を集め、2nd EP『BEAUTIFUL CHAOS』はデビュー1年でビルボードメインアルバムチャート4位にランクイン。収録曲『Gabriela』『Gnarly』は「Hot 100」にもチャートインした。
プロデューサーのSlow Rabbit、Supreme Boi、Wonderkidは、BTS、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、ILLIT、&TEAM、KATSEYEなどと連携し、数々のヒット曲を生み出してきた。彼らが手がけたBTSの『DNA』『MIC Drop (Steve Aoki Remix)』『IDOL』、J-HOPEの『Chicken Noodle Soup』、JIMINの『Set Me Free Pt.2』、LE SSERAFIMの『EASY』『CRAZY』、ILLIT『Magnetic』、KATSEYE『Gnarly』などはいずれも「Hot 100」にチャートインしている。
レコーディング・アカデミーでは、既存会員による同僚評価をもとに新規候補を選定し、正式な手続きを経て新会員が選ばれる。HYBEからはすでにパン・シヒョク議長、BTSメンバー7人、プロデューサーのPdoggが投票会員として活動している。
HYBEは「今回の選出は、グローバル音楽市場におけるK-POPの影響力の拡大と、当社アーティストおよびプロデューサーの高い評価を示す結果である」とし、「今後もレコーディング・アカデミーの会員を拡大し、グローバルな成長を後押ししていく」とコメントした。
(記事提供=OSEN)
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