パラレルワールドを題材にする韓国ドラマ『ザ・キング:永遠の君主』が、さまざまな1人2役を通じて興味深い物語を展開している。
先週放送された第7・8話では、大韓民国のチョン・テウル(演者キム・ゴウン)とそっくりの大韓帝国の“ルナ”がついに姿を現し、主要人物の1人である大韓民国の刑事カン・シンジェ(演者キム・キョンナム)がもともと大韓帝国の人という衝撃の事実が明かされた。
『ザ・キング:永遠の君主』では、数多くの俳優が1人2役を通じて魅力を発散している。
まず、物語の中心にいる人物は、イ・ミンホが演じる大韓帝国の皇帝イ・ゴンと、大韓民国の少年イ・ジフン(演者チョン・ヒョンジュン)だ。
2人とも8歳のときに身内の死を目の当たりにしたという共通点を持つが、大韓民国のイ・ジフンは大韓帝国から来た“招かれざる客”イ・リム(演者イ・ジョンジン)によって、8歳にして命を落としてしまう。
女優キム・ゴウンは、大韓帝国の犯罪者・ルナと、大韓民国の刑事チョン・テウルという、身分もビジュアルも真逆のキャラクターを披露して熱い視線を受けている。
また、1人2役で最も注目を集めるのは、大韓帝国のチョ・ヨンと、大韓民国のチョ・ウンソプを演じる俳優ウ・ドファンだ。
顔はそっくりだが、ヘアスタイルや喋り方、行動の“温度差”が激しい2つのキャラクターを見事に演じ分けた上に、2人が対面した際のやり取りで笑いを誘うなどし、視聴者から厚い支持を受けている。
他にも、大韓民国のカフェ店主ミョン・ナリと大韓帝国のミョン・スンア、第8話で“どんでん返し”となった大韓民国のカン・シンジェと大韓帝国の少年、大韓帝国の総理ク・ソリョンと大韓民国の女性など、さまざまな人物の存在が少しずつベールを脱ぎつつある。
『ザ・キング:永遠の君主』の制作を手掛けるHwa&Dam Picturesは、「今後、2つの世界に存在する人物が入り混じる波乱のストーリーが展開される。俳優たちの1人2役が、物語をどのように紡いでいくか期待してほしい」と伝えた。
『ザ・キング:永遠の君主』は、韓国SBS及び動画配信サービスNetflixで同時配信中。
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