子役出身の俳優ユ・スンホが、重い病気を患う子どもたちとその家族のために一肌脱いだ。
5月20日、所属事務所333によると、ユ・スンホは「家庭の月」を迎え、RMHC Koreaに1000万ウォン(約100万円)を寄付した。
RMHC Koreaは、重症の小児患者とその家族が治療期間中に一緒に過ごせる病院近隣の滞在施設「ロナルド・マクドナルド・ハウス」の建設と運営を担う、非営利団体だ。
今回の寄付金は、より多くの患者の家族が長期の通院治療に専念できるよう、首都圏内での新たなハウス建設をはじめ、快適な生活空間の提供および支援に使用される予定。
ユ・スンホは、「長い間多くの方から受け取った深い愛を、意味のある形で分かち合うことができて感謝する」と語り、「子どもたちが家族の温もりの中で痛みを和らげ、安心できる空間で心配なく療養できることを願い、寄付に参加することにした。夢に向かって進む子どもたちの歩みに、少しでも希望と勇気を届けられたら嬉しい」と思いを明かしている。
ユ・スンホはまた、5月25日に開催されるチャリティ活動「2025マクドナルド・ハッピーウォーク」のアンバサダーにも選ばれている。参加者やその家族と共に歩きながら善意の影響力を広げていく予定だ。
ユ・スンホの寄付金を含め、イベントの参加費全額はRMHC Koreaに寄付され、小児患者とその家族の治療および支援に使用される。
そんなユ・スンホは現在、演劇『キリング・シーザー』で、ブルータス役を熱演。悲壮感と切なさを併せ持った表情で、緻密な演技を見せている。
シェイクスピアの古典『ジュリアス・シーザー』を再解釈した本作『キリング・シーザー』は、7月20日までソウル・西江(ソガン)大学メリーホール大劇場で上演される。
◇ユ・スンホ プロフィール
1993年8月17日生まれ。StoryJCompany所属。2000年、ドラマ『カシゴギ』(原題)で子役デビュー。2002年に韓国公開された主演映画『おばあちゃんの家』で一躍子役スターとなり、『悲しき恋歌』『王と私』『太王四神記』『善徳女王』など、数多くの映画やドラマに出演した。20歳になった2013年3月に現役入隊し、兵役問題を早々に解決。除隊後に映画『朝鮮魔術師』で芸能活動を再開、ドラマ『仮面の王』『ロボットじゃない~君に夢中!~』『ボクスが帰ってきた』などで主演を務めている。
前へ
次へ