尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾に反対する発言で物議を醸した韓国史講師のチョン・ハンギルが、ドラマ『おつかれさま』から完全にカットされていたことが後になって明らかになり、ドラマファンが胸をなでおろした。
4月2日、Netflix関係者は本サイト提携メディア『OSEN』に対し「チョン・ハンギル氏の『おつかれさま』への特別出演部分は、より完成度の高い作品をお届けするため、様々な編集と再撮影の中で調整された」と公式立場を明らかにした。
先立ってチョン・ハンギルは2024年、自身のファンコミュニティでNetflixオリジナルシリーズ『おつかれさま』に特別出演したことを明かしていた。具体的な役柄や登場時間などについては公表されていなかった。
ただ、同作の主要登場人物であるヤン・グムミョン(演者IU)がオンライン講座関連の事業を運営していた設定があったことから、チョン・ハンギルがその関連シーンに登場していたのではないかという推測がなされていた。
しかし、『おつかれさま』が全話公開された後も、作品内にチョン・ハンギルの出演シーンは確認できなかった。そのため、「全カットされたのでは」との見方が浮上していた。
チョン・ハンギルは韓国史講師として名を広めたが、最近は尹錫悦大統領の弾劾に反対する声を上げ、極右的な政治性向を表したことで世間の批判を受けた。そのため、今回の『おつかれさま』における全カットも、彼の政治的な論争によるものではないかという主張も提起された。
しかし放送関係者によると、チョン・ハンギルの『おつかれさま』への出演決定および撮影時期は、彼の政治的発言が問題となる以前のことであり、実際に彼が特別出演を明かしたのも、その騒動が起きる前であった。
Netflixは今回、「完成度」を強調することで、チョン・ハンギルの全カットを事実上認めたかたちだが、その理由については政治的議論との関連性を否定する姿勢を見せている。
ドラマ『おつかれさま』は、済州島で生まれた勝ち気なエスンと、真面目すぎる鉄のような男グァンシクの波乱万丈な人生を四季に分けて描いた作品で、高い完成度によって好評を得ている。
そのため、たとえ短い時間の特別出演であっても、論争の懸念があるチョン・ハンギルの全カットは、視聴者から歓迎される結果となった。
(記事提供=OSEN)
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